放送局の裏の裏。



NHKの怠慢と、民放の妬み

NHK支出、追加削減へ…制作費中心に数百億円(読売新聞)

受信料不払いが拡大していることから、
NHKが制作費を中心に事業支出を大幅カットするという。

いままで豊富な資金力を背景に、
余裕のある経営をしてきたNHKにも、
少しは無駄をそぎ落とす努力が求められるようになったということか。

制作費に関しては、
NHKは1番組あたり民放のだいたい1.5~3倍の経費がかかっている。
特にドキュメント系の番組では人員も、かける時間も、
民放とは桁違いにまでなる。
その分質の高い番組も作っているし、
公共放送という性質から仕方ない面もある。

でも民放は少ない制作費でもそれなりのものを作っているし、
視聴率にいたってはNHKを圧倒している。
より低い制作費で、
より視聴者が見たいと思うものを作っているということだから、
その点では評価すべきだと思う。

本音を言うと、NHKがうらやましい。
民放ではどの制作者も作品(番組)にじっくり取り組んで、
自信を持って送り出せる番組にしたいと思っているが、
時間も余裕もなく、
必ずしも100%とは言えないものを放送してしまうこともある。
本人は忸怩たるものがあるし、何よりそんな放送は視聴者に失礼だ。
だけど与えられた環境の中で最良のものを出そうと努力している。
そして視聴率という一面ではあるが結果を出している。

だから今回のNHKの制作費削減なんて大したことではない。
NHKの基準で例えば10%削減されたところで、
それより何倍もツライ状況でやっている民放の人間としては、
「それでも十分すぎるだろう」と思ってしまうのだ。
俺たちがその額で作ったらもっとスゴイもの作るよ、って。

NHK内部では不満や危機感があると聞く。
でも、〝それくらい〟で番組の質を落とすようなことはしないでほしい。
NHKしかできない、丹念に深く掘り下げるドキュメントを減らさないでほしい。
NHKの番組が視聴者にとっても貴重な番組であるのと同時に、
制作者にとっても一種の羨望・憧れの対象でもあるのだから。
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by drive-2-iko | 2005-07-26 14:34 | そのほか
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社会人7年目。放送局に勤務する日常をつづります。
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