昨日のマルタ戦、勢いを付けるのが目的だったんだろうけど、
逆に失速してしまった感が否めない。
ただ、視聴率はなかなか高く、
関東で22.7%を記録した。
■2002日韓ワールドカップ直前(関東/関西)
4/29(日・昼) スロバキア戦 14.1/14.0
5/2 ホンジュラス戦 19.7/18.5
5/25 スウェーデン戦 25.6/19.0
5/31 開幕
■2006ドイツワールドカップ直前(関東/関西)
5/9 ブルガリア戦 17.7/12.1 ※T-M 独立UHF局のサンテレビで放送
5/13 スコットランド戦 21.3/12.2 ※H-T 19.8
5/30(早朝) ドイツ戦 9.8/10.9
6/4 マルタ戦 22.7/20.9
6/9 開幕
2002と比較して、
視聴率では一定の盛り上がりを示していた日本代表戦だけど、
今回のマルタ戦は少し低めの数字が出ている。
とはいえ、放送局が満足するに充分足る数字ではある。
グループリーグの日本戦を中継するNHK、テレビ朝日はもちろんのこと、
決勝トーナメントを中継する各局も手ごたえを掴んでいるはずだ。
2002年ほどではないけど、いい数字は取れる、と。
一方で世間の盛り上がりについては、
各局ニュースが現地の練習風景をリポートしたり、
ファミマやビールのCMが目に付くくらいで、
やはり4年前ほどの大きなムーブメントは感じられない。
先日「熱しやすい関西人が盛り上がりつつある」と勝手に推察した件に関しては、
今回のマルタ戦の数字にも表れていて、
珍しく20%の大台を突破した。
本大会と同じく深めの時間で、
タイガース戦などとのバッティングがなかったことが大きい。
これが「ガンバの優勝」に続いて、
関西にサッカーが根付くきっかけになってくれたらいいんだけど。
そして運命のオーストラリア戦までちょうど1週間。
全国97社のラジオ局では、
この試合をはじめ、グループリーグの試合を生中継する。
圧倒的にテレビスポーツであるサッカーだけど、
テレビを見られない環境にある人はぜひぜひ聴いてみてほしい。
意外とラジオのサッカー中継もオモシロイもんだから。