放送局の裏の裏。



尼崎列車事故発生!そのとき・・・1

あまりにも悲惨で辛い事故だったので、
当日のことを書くのははばかられていたんだけど、
自分の動きを反省する意味も込めて思い出してみた。

→9:20

通勤電車に揺られてうとうとしていると携帯がなった。
電話の相手は報道デスク。
「兵庫で列車事故、とりあえず速報は入れたけどすぐに来てくれ」
人身事故や多少の遅れ程度でこんな電話はかからない。
よっぽどのだろうといろいろ想像しながら、急ぐ。

→9:50

会社について最初に見た映像は、
俺の想像を絶するものだった。
JR快速列車の車両が建物の角で水飴みたいに曲がって、
その横には瓦礫と複数の車両がひしめきあっていた。
「ダイ・ハード3」の地下鉄爆破のような、
現実とは思えない惨状。
これは・・・ヤバイ。
かなりの死者が出るんじゃないか、と嫌な予感がする。

→10:10

生放送のラジオ番組の中で、
次々にニュース速報が伝えられていく。
テレビでは、生番組が報道特番に変わるようだ。
どうも当該列車に記者が乗っていたようで、
「無事&レポートを入れられる」との連絡があった。
俺は報道フロアでスタジオと連絡を取りながら、
レポートを入れる段取りを整える。
兵庫県警からの情報で、死者が2名確認された。

→11:15

死者がどんどん増えていく。
未確認情報では20人を越えたとも。
とりあえず確認された16人という情報を入れるよう指示を出す。

→12:00

ニュース枠を10分ほどこじあけて、
これまでのまとめをする。
このころにはよーやく、現場対応に十分なコマ(記者)が揃った。
まとめのニュースで2分ほどの現場雑感を入れる。
テレビでは各局で報道特番。
某お台場テレビだけはレギュラーのバラエティをやっていたのには、
不謹慎ながら思わずあきれて笑ってしまった。
タレント行政、営業面ではずせないのはわかるんだけど、
危機感はあるのだろうか。
東京で起こった事故ならそうはしないだろうに。

続く・・・。

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by drive-2-iko | 2005-05-10 18:20 | ちょっと特別な仕事
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社会人7年目。放送局に勤務する日常をつづります。
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