放送局の裏の裏。



カテゴリ:就職活動( 25 )


【マスコミ就職活動】絶対通る小論文のコツ

「就職試験の小論文で難しいのは、
テーマに沿った内容を限られた時間で書くこと」

確かにそのとおり。
そんなに臨機応変にうまい文章を書くなんて、
小説家でも難しい。

でも、覚えてる文章をそのまま書けば、
難しいことなんてなにもないよね…。

小論文、というか就職試験では作文といったほうがいいのかもしれない。
これは多くの会社で採用されている試験のひとつだけど、
結構難しいという人が多いみたい。
でもちょっとだけ努力してコツさえ掴めば、
確実に通る試験でもある。
今日はそのコツを書いてみよう。

まず初めは、ちょっとの努力だ。
自分の過去の経験を、
800~1000字の文章にまとめてみよう。
テーマがないと書きにくいようなら、
ネットをチラッと見て目に留まった言葉でもいい。
それでも何を書いていいか…という人は、
マスコミ塾や通信添削を使うと楽かも。

ちなみに俺は3年の春ごろに、
ベネッセのマスコミ向け通信添削を利用した。
5回の小論文添削があって、12,000円くらいだったと思う。

5~6本書いたら、
その中でイチバンの自信作を見つけよう。
自分では選べないという人にも、
マスコミ塾などの客観的評価はいいかもしれない。
それひとつさえあれば、すべての小論文試験はもう通ったも同然。
どこの試験でも自分のイチバンいい作品を書けばいいのだ。

でもテーマが…と思う人も多いかもしれない。
そこは、まったくもって逆の考え方をしてみてほしい。

『テーマに沿った文章を書くのではなく、
自分の作品に、テーマを合わせればいい。』

小論文試験が始まって、唯一考えるのはそこだ。
出題されたテーマを、自分の作品に取り込む一文を5分で考える。
その一文を、自分の作品の中に付け足す。
あとは、何度も書いて覚えてしまった文章を、
そのまんま書き写すだけでいい。

具体的に書いてみよう。
例えば、俺の年にNHKで出題された「青」というテーマ。
俺は小説っぽい書き方をしていたので、

「ふと見上げると、青い青い空が広がっていた。」

という一文を最後の最後に付け足した。
覚えてきた文章の最後の一文を、
これに合うようにちょっとだけ変えて。

ほかにも、
過去の自分のことを書いているときに、
「まだ青かった私は」としてもいいし、
場所やモノの表現をしているところに、
無理矢理「青い○○」と付けてもいい。

テーマと言うと、
全体的にそういう意味合いを持たせないとダメと思いがちだけど、
こじつけでもなんでもいい、
とにかくどこかに「青」や「青をイメージさせるもの」があればいいのだ。
本来の小論文の趣旨からは外れるが、
少なくとも就職試験の小論文ではそれが通用する。

ちなみに俺は、
小論文試験を12回受けて12回通ってしまった。
そのすべてで同じ文章を書いて…。

一度お試しあれ。
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by drive-2-iko | 2006-01-05 20:48 | 就職活動

【マスコミ就職活動】内定辞退の苦しい現実3

「今後、お前のところの大学からは今後一切取らんぞ!」

かっちーん。
なんだコイツラ。
思わず頭に血が上った。

「ちょっとそれおかしいんじゃないですか?」

「なんだと、お前!」

右に座ってた若手が俺の胸座を掴んだ。
俺も負けずにその手を振り払う。
一発食らうかと覚悟したけど、
そこは人事局長の言葉が間に入った。

「なにがおかしいのか言ってみなさい。」

俺は腹立ちが収まらず、一気にまくし立てた。
俺があなたたちに対して謝罪すべきことをしたのはわかる。
だから謝りにきてるんだし、俺に何を言ってくれてもかまわない。
でも、それと大学は関係ない。
後輩がどうなのかを俺で判断するなんてありえないでしょ。
そんな脅迫をするなんて、
卑怯だと思いませんか、と。

それを聞いたエライサンが、
顔を真っ赤にしながら口を開きかけたその時、
再び人事局長が言った。

「そのとおりだな。すまん。
大学の件は忘れてくれ。」

一同、沈黙。
重いヒトコトだった。
この局長はすごい人物だと思う。
自分の上司の言葉を否定する俺の言い分を、
論理が通っているからと認めたのだ。
上司の顔色を伺うような人では、こうはいかない。
この会社は、一部のこういう人でもっているんだろうなと思った。

それからエライサンはぷいっと帰ってしまい、
話は急激に収束した。
キミ一人の採用にこれだけのコストがかかってるんだよ、
などと説教はされたけど、
結局局長は俺の考えを尊重してくれた。

いま考えると、
局長はきっと、俺の「ウソ」を見抜いていたんだと思う。
それも含めて俺の夢を理解してくれて、
しぶしぶながら認めてくれたんだろう。

この日、大好きな寿司を一口も食べることはなかった。
だけど、自分の主張を認めてもらえた満足感と、
放送局に行けるという安堵感で、
胸はいっぱいになっていた。

ただ、内定を辞退するということが、
いかに重いことなのかを思い知らされ、
素直に喜べない自分がいた。
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by drive-2-iko | 2005-12-31 13:30 | 就職活動

【マスコミ就職活動】内定辞退の苦しい現実2

そのうちの1回は、
例の某大手広告代理店。
拘束旅行をなんとか乗り切ったあの会社だ。

電話内定辞退を告げたとき、
人事の若手は言った。

「お前、ナメてんの?」

こええー、やーさんみたいだよー、うっひょー。
固まる俺に畳みかける。

「とりあえず、話聞くから出てきて。」

厳しいことになるんだろうな、
と想像はできたんだけど、
だからといってなにをできるというわけでもなく、
とりあえず指定された店に足を運んだ。

その店は、奇しくも寿司屋。
内定をもらったときと同じシチュエーション。
そこには、人事局長と電話の若手、
そして内定を出したエライサン。
3対1、圧倒的に不利な状況だった。

「さ、言い訳を聞かせてもらおうか。」

ふんぞり返ってエライサンが言った。
なんでこの人はここまで偉そうなんだ?
とても不思議に思ったけど、
とりあえず事情を説明する。

ずっと夢だった放送局から内定もらって、
そこに行きたいんです。
ご迷惑をかけて本当にすいません、と。

ややこしいので、
「ウソ」をついたことは内緒にしておいた。
後から局から連絡があって、
特別に面輪を受けなおさせてもらえたのだと。

それに対して3人は、グチグチと文句を言う。
こんな失礼なことをして恥ずかしいと思わないのか、
お前みたいな奴は見たことがない、などなど。
そしてトドメにこう言った。

「今後、お前のところの大学からは今後一切取らんぞ!」
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by drive-2-iko | 2005-12-30 13:30 | 就職活動

【マスコミ就職活動】内定辞退の苦しい現実

夢にまで見た〝放送局の内定〟をゲットした後に待っていたのは、
内定辞退という予想外に苦しい作業だった。
内定をもらうときにはあんなにうれしくて、
辞退なんて数多いほど幸せだ、
なんて思ってたんだけど…。

いくつかの内定辞退は電話で済んだ。
そういうところはたいてい大きな会社で、
『内定の歩留まり』を先読みして内定を出しているところ。
人事の人にいきさつを話して、
行くことに決めた会社を告げるだけで話はスムーズに進む。

そのなかのひとつに、あるサプライメーカーがあった。
ここの皆さんとは雰囲気が合うというんだろうか、
面接のときから「この会社は俺に向いてる」という実感があって、
人事の方ともとてもウマが合った。
マスコミがダメだったらここに行きたいと思っていた。

だからこの会社に辞退の電話をするときは、
とても辛かった。
人事部長さんもとても親身に話を聞いてくれて、
俺の夢を優先させることを許してくれた。
最後に、

「キミには内定者旅行の盛り上げ役をやってもらおうと期待してたんだけど、
とても残念だよ」

と言われたときには、
受話器を握りながら涙が出そうになった。

実は親戚がその会社の専務取締役をしていた。
迷惑かけるのは大嫌いだから、
親族一同にも受けてることは内緒、
人事にも親戚が専務であることは内緒、
だったんだけど、そうしておいてホントに良かった。
出世するにはこの会社に入るのがイチバンだったんだろうけど。

そしていくつかの会社は、
電話だけでは済まされず、
事情聴取に呼び出された。

噂に聞くような「牛丼をかけられた」ということはなかったけど、
胸座を掴まれたことは2度あった。

そのうちの1回は、
例の某大手広告代理店。
拘束旅行をなんとか乗り切ったあの会社だ。
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by drive-2-iko | 2005-12-29 00:04 | 就職活動

【マスコミ就職活動】夢への一歩を踏み出す

それから8時間後、俺はとある寿司屋にいた。
就活仲間でもある高校の同級生らと3人で晩飯を食っていたのだ。
しかもそれは回ってない寿司。
学生にはめっちゃくちゃ贅沢だけど、
俺の残念会ということで!と強硬に主張した。

合否はどちらでも電話連絡が来るということだったが、
あきらめかけていた俺は、
携帯の電波の届きにくい店であることも気にしなかった。

もちろん話のネタは就活で、
グチ、グチ、みみっちいジマン、グチ、グチ、みみっちいジマンの繰り返し。
一人は推薦で某精密機器メーカーに決まっていて、
俺を含めた残る二人がメインでグチっていた。

俺は今日の最終面接の手ごたえの悪さをグチり、
飲めない酒を無理矢理飲んで、

「やっぱり夢は夢で終わるもんなのか~!」

などと青臭いことを言ってみたりしていた。
それを二人が「まあまあ」となだめる様は、
まるでイケテナイサラリーマンのよう。
なんと恥ずかしい姿だろう。

そして俺は勢い余って、
とんでもないことを口にしてしまった。

「どーせ落ちるんだから、
もし内定出たらここ全部俺のおごり!」

一瞬盛り上がる二人。

「でもどーせダメなんでしょ?」

と次の瞬間には
現実に戻って寿司を食らう。
俺も負けずに寿司を食らう。
食らう食らう食らう。
飲む飲む飲む。

1時間後にはすっかり腹はふくれ、
飲めない酒を飲んだ俺は頭痛と睡魔に襲われていた。

そのとき、携帯が鳴った。
トドメの電話か~と思いつつ通話ボタンを押す。

「もしボし~こんヴァ、プツッ、ツーツーツー」

切れたぁ~。
おいおい、切れたよ。
焦る俺。
店の外に走り出す。
ふらついて傘立てを倒す。
立てて、傘を戻そうとして店員さんに助けられる。
もう一度走り出す。
電波を求めてうろちょろする。
寿司屋と隣の店の間の細い路地に落ち着く。
かすかに残る期待を捨てきれないダメな俺。

そのとき、もう一度携帯が鳴った。

「もしもし、切れたんだけど大丈夫?」

人事の人に不安がられる。
謝って次を促す。

「今日は最終面接に来ていただいてありがとうございました。
面接までに長い時間待たせてごめんなさいね~。」

なぜか引き伸ばす人事。
絶対この人Sっ気あるよ。

「厳正なる面接の結果…」

うぉっ、来た、運命の瞬間!
どっち?やっぱダメ?

「おめでとう、内定です!」

や、や、やたー!
やったよー!やったよとーちゃん!

狭く暗い路地でガッツポーズをしようとして、
思わず壁にコブシをぶつける。
でも、すりむいたことにも気づかないほど興奮し、
2度の受験でも、○度の告白でも得られなかったほど
大きな喜びの波が押し寄せた。
ずっと思い続けて良かった、
自分なりの試行錯誤を重ねてきて良かった…。
これまでの失敗や苦い思い出も、
すべてここに繋がるための道筋のように思えてきて、
繁華街の片隅でひとり声を上げた。

この後、
寿司屋のレジ前で「うっ」と唸ったのは言うまでもない。
回る寿司にしておけば良かった、と思ったあの日だった。
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by drive-2-iko | 2005-12-24 00:26 | 就職活動

【マスコミ就職活動】3局目の正直・最終は謎の展開

そのシーンは今でも目に焼きついている。
人事の人がラジオドラマと言ったその瞬間、
今まで眠っていた(ように見えた)その場でイチバンの長老の目が、
カーッと見開かれた。
まるで大魔神が鬼の形相に変わるように、
死んでいた長老の顔が一気に生気を取り戻し、
ポックリいってしまわないかと心配するくらいの大きな声を発した。

「ラジオドラマ!!どんなの作ってたんですかー!!!!」

あまりの迫力に0.5秒くらい沈黙…。
でもその後、6mmテープの話とか、
SEの作り方の話とか、
ラジオドラマの話だけで面接の制限時間になってしまった。
おかげでこの長老とはすっかり意気投合。

でも、ほかの面接官たちは相変わらず、
まったくもって俺に興味なし。
社長なんか苦々しい顔をしたまま、
とうとう最後まで口を開かなかった。
ハッキリ言って、今までの面接の中でサイコー級に手ごたえナシ。
長老との会話だって、なんのアピールにもならない趣味の話だし…。

俺は2度目の最終落ちを覚悟した。
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by drive-2-iko | 2005-12-23 00:23 | 就職活動

【マスコミ就職活動】3局目の正直・最終でつまづく

最終面接まで来て、
そんな落とし穴にハマるとは思ってもみなかった。

面接室の重厚な扉が開き、
そこに一歩踏み入れたとき、
俺の脚が何かに掴まれた、気がした。

なんと廊下の大理石から突然変化したフカフカジュータンに、
足を引っ掛けてしまったのだ。

ジュータン深すぎ!!と思う間もなく、
おっとっとっと…転びかけながら入室する様はまるでコント。
「出オチか!」とツッコんでくれることを期待したけど、
お堅い役員がそんなノリなわけもなく、
空気はピーンと張り詰めたまま。
スベった芸人以上のバツの悪さをなんとか振り払おうと、
強引に出した挨拶の大きい声がムナシク響く。

ヤベッ、印象悪いかも…。
アゲアゲで来たはずのテンションが、
ヒューン↓というSEが聞こえるほど下がったのを感じた。

そんな状況の俺には2つの選択肢があった。
ひとつ、テンションを再び上げてガンガンいく。
ふたつ、メンドクサイのでそのままいく。

当然、もちろん、あったりまえに後者でしょー。
自分の気持ちに素直にしゃべると決めてきたわけだし、
気分屋な俺には前者は絶対ムリ。
いまのダウンした気持ちを無理に上げようとしても、
不自然になるのは目に見えてるし。

そう思ってしゃべりはじめたんだけど、
会長・社長・役員のじーちゃん連中はまーったくもってやる気ナシ。
会話どころか質問すら出てこない。
これはもしかして、俺に興味がないのか?
もしかして、俺にだけなにも聞くことないのか?
こっちから何を話し始めていいかもわからず、
ただただ冷や汗を流す。

そのうち、沈黙に耐えかねたのか、
付き添っていた人事担当者が口を開いた。

「エントリーシートにあるけど、ラジオドラマ作ってたんだって?」

そのシーンは今でも目に焼きついている。
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by drive-2-iko | 2005-12-22 11:03 | 就職活動

【マスコミ就職活動】3局目の正直・最終に臨む

多くの?困難を乗り越え、
よーやくたどり着いた3局目・最終面接。

いまいち良くない目覚めを、
冷たい水で無理矢理い引き締める。
いつもよりちょっといいネクタイを選んで、
2度目の正直に備えてみた。
そんなことで新たな気分になれる単純な自分を、
「いいやん」と思った。

もう通い慣れつつある道中、
ここまでの失敗を振り返る。
イチバンの弱点は咄嗟の切り返しだけど、
そんなのいまさら改善できるはずもなく、
開き直って思うまま素直に答えることにした。

控え室では、意外な再会があった。
この就活を通して美人にはたくさん会ったがけど、
その中でも1~2の女の子。
セミナーで仲良くなったものの、
就活のドタバタの中メールでたまに連絡を取るにとどまっていた。
思わぬ再開に2人だけ盛り上がるが、
周りの冷たい視線に一瞬で殺される。
でも、この子と同期になったらムフフフフ・・・
なんて妄想でリラックス(笑。

結構な人数がいた部屋から、
ひとり呼ばれ、ふたり呼ばれ、だんだん人が減っていく。
その女の子も先に呼ばれ、
かなりの時間待たされて、
もーええよって言いたくなってきたころ、
よーやく名前を呼ばれた。

よっしゃーガンバローと意気込んだのも束の間、
面接前にまた小部屋で待たされる。
そこから呼ばれて面接室の前でまた待ち。
忍耐力を見るためにワザと待たせてるのか?
と思ったほど。
いいかげんにせい!というのが本音だった。

そう思ったってことは、
やっぱりちょっとナーバスになっていたんだろう。
そりゃ長年思い続けてきた放送業界で、
しかも一度最終で落とされて、
やっとこさたどり着いた2度目の最終。
いま考えると気負いはありまくりだった。

そんな中、重厚な面接室のドアが開いた。
いよいよ、勝負の時。
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by drive-2-iko | 2005-12-20 14:27 | 就職活動

【マスコミ就職活動】3局目の正直・事件の結末

いい湯につかり、うまいもんを食わせてもらい、
拘束旅行を楽しんだ俺は、
家路に着こうとしていた。

新幹線の駅に着くと、
付き添いの人事の人が言った。

「僕は別の用でここに残らなくちゃいけない。(←別の拘束でも?)
改札までは見送るから。
もう春休みだし実家に帰るよね。」

帰るよね。とは同意を求める言い方だが、
彼の口調には有無を言わさぬものがあった。
もしかして怪しまれてる…?
そこでふと大きな問題に気づいた。
俺、明日の面接へ行くには右のホームだよな。
でも、実家に帰れということは、
左のホームに行かなくちゃいけないんじゃないの!?

いまはもう午後7時。
明日の面接は朝9時。
一度実家に帰って、なんて悠長なことはできない。

仕方ない、頑張るか。
覚悟を決めた俺は、
結局ホームまで見送りに来た人事の人に笑って手を振り、
実家に帰る新幹線に乗り込んだ。

次に止まるのは1時間後。
折り返しの新幹線はあるのか。
ここで1万円を超える出費は痛いなぁ。

そんなん車掌に聞きゃわかるし、
今後の人生のために1万くらいどーってことないだろ、
といまでこそ思うんだけど、
そのときは不安でいっぱいだった。
なにより、最後までプレッシャーをかけられたことが
不安をあおったのかもしれない。

念のため、
もし連絡があったら「戻ってるけどいない」と言うように、
と新幹線の中から実家に電話しておいた。
さすがにそこまではなかったみたいだけど。
狐と狸の化かしあい。
なんて間抜けなことに力を使ってるんだろう。

結局、その日自宅に着いたのは11時を回っていた。
あまりにもアホらしくなってしまい、
ここまできたら完全にギャフンと言わしてやろう、
と開き直っていた。
明日の最終面接、絶対通ってやる、と。
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by drive-2-iko | 2005-12-07 10:24 | 就職活動

【マスコミ就職活動】3局目の正直・裏では戦慄の事件が

3局目の面接を受けていたその時、
裏では某大手広告代理店の面接が同時に行われていた。

そう、それは最終面接だった。
あれこそがいわゆる「拘束」と呼ばれるものだったのだ。

3局目の4次通過が決まった翌日。
俺はその代理店の最終面接へと向かった。
面接といっても事務的な確認と上との顔合わせだけで、
実質内定だから…と事前に言われていたので、
ちょっとお気楽に足を運んだ。
それがまず間違いだった。

優雅で高そうなソファーのある部屋に通された俺は、
人事の人と偉い人の計2人を相手に軽く話をした。
言われたとおりまず「内定だよ」と言われ、
今後の説明と雑談程度で話は進む。
よっしゃ終わった、簡単でラッキーと思ったその時、
とんでもないカウンターパンチが飛んできた。

「で、君はほかにどこを受けているのかね?」

不意の質問に、思わず素直に答えてしまった。
放送局を受けてて、いま最終に残ってると。
俺はアホだ、まったくもってアホだ。
またしても不意のことにうまく対処できないなんて。

いままで穏やかだった偉い人の表情は、
一瞬で厳しくなった。

「その最終面接はいつなの?」

ガツーン。
いきなり核心を突く質問だ。
このままではヤラレル。
なんとかパンチを返さなければ…

「明後日です。」

咄嗟にウソをついた。
本当の日程は3日後だった。
ジャブ程度の必死の反撃だった。

「じゃ、明日からちょっと温泉でも行こう。空けといてね。」

聞けば明日、明後日の1泊2日で、
会社御用達の温泉があるから、とのこと。
よしっ、それなら3日後の最終面接に行ける!

「温泉いーっすねー、大好きです」

とニコニコしながら答える俺の心の中は、
別の意味でニコニコしっぱなしだった。
ジャブがこんなに効くとは、
夢にも思わなかった。
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by drive-2-iko | 2005-12-06 12:24 | 就職活動


社会人7年目。放送局に勤務する日常をつづります。
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