放送局の裏の裏。



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どーしよーもない選挙離れ

昨日の都議会議員選挙、
結果についてはあまり興味がないんだけど、
投票率は43.99%、と過去2番目に低い数字だった。

大した話題がなかったことが原因なのか、とも思ったが、
ちょっと話題になっていた兵庫県知事選挙の投票率を見て、
そうでもないのかと考えた。

兵庫県知事選挙は、
サトエリこと佐藤江梨子を起用した「7・3」キャンペーンで、
けっこうマスコミを騒がしてはいた。
各局全国ネットのワイドショーで取り上げたり、
髪を7・3わけにしたサトエリポスターが盗難にあったりして、
有権者のリーチ(接触率)は確実に上がったはずだった。

しかし結果的に投票率は、33.33%。
なんと過去最低を記録した。
関西は一日中雨だったようで、
それも影響はしたのかもしれないが、
サトエリ効果があったとすると下がることはないはず。

認知度が上がっているのに行かないということはやっぱり、
『世の中の人は選挙とがあることを知っていても動かない』
ということなんだろう。
わざわざ行くのはめんどくせー、
選挙なんか興味ない、
どうせ何も変わらないんだし、
って人が多いということだ。
そう言う俺もそうだもんな。

誰を選んでも一緒だし、
そんなあきらめ感を生み出してしまった政治家の皆さん、
なんとかしてください。
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by drive-2-iko | 2005-07-04 12:42 | そのほか

偉大なる社長発言その2

ついに脱巨人戦中継への布石となる発言が、
キー局社長の口から飛び出した。
他局も追随するのかはわからないが、
確実に巨人戦中継の立場が危うくなっていることは確か。

民放に勤務する立場としては、
巨人戦はハッキリ言って「厄介者」だ。
視聴率は取れず、
放送権料は時代遅れなくらい高いうえに売れないから、
やればやるほど赤字。
お荷物としか言いようがない。

だから、この発言をきっかけに、
中継を減らす方向に進むことは望ましい展開だ。

でも、果たしてそれでいいのだろうか。
巨人戦中継を減らしていくことは、
プロ野球全体のマイナー化を意味する。
このまま野球が消えてしまうんじゃないか、
そんな大きな不安すら生まれてくる。
一野球ファンの立場に立つと、
「なんとかしてくれ」と言いたくなるのだ。

「なんとかする」ために、
野球中継に関わるあらゆる人々の意識が変わってくれれば、と思う。

まず読売グループに危機感を持ってもらいたい。
今の半分から3分の1程度に放送権料を落とし、
大リーグのように観客を楽しませる趣向を凝らし、
プレー自体の質をあげて魅せる野球をしてほしい。
他の球団ももちろん同じ。

放送局には、中継の数を少々減らしてもいいから、
野球中継というコンテンツを継続させてほしい。
今まで視聴率を支えてきたのは、巨人ファン・野球ファンの視聴者。
経営的に見ると厳しいのはわかるが、
各局、特に日テレは支えてもらったという意識を持って、
視聴者にお返しをしてほしい。

スポンサーには、少々の効率の悪さを飲み込んで、
野球中継への提供をしてほしい。
環境や世界遺産を扱うような高尚な番組には、
喜んで提供するスポンサーはたくさんある。
同じように、野球文化を守るという志を持つスポンサーが
出てきてもいいんじゃないだろうか。

そして一番大切なのは、野球ファンの声だ。
プロ野球は面白い、すごい、カッコイイ、
そんな単純な言葉で十分だ。
プロ野球の魅力を自分の言葉で周りの人々に語ってほしい。
そんな言葉がひとつでも局やスポンサーに届けば、
意外なほど大きな影響を与えるはずだ。

勝手な理想ばかりを書き並べてみたが、
一野球ファンである俺の正直な気持ちだ。
野球中継が死んでしまう前に「なんとかなる」ように、
俺は俺なりの努力をしたいと思っている。
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by drive-2-iko | 2005-07-02 12:06 | テレビ

偉大なる社長発言その1

Excite エキサイト : お荷物となった巨人戦中継が大改革される!?

フジテレビ・村上光一社長が定例会見で、
4月期の視聴率が好調だったことについて、

「巨人戦の数が少なかったのが有利な材料になった」

と言ったという。
俺はその会見を直接見たわけではないが、
話の流れや背景を考えずとも、
このヒトコトが各方面へ与えるインパクトはかなりのものだ、
ということだけはわかる。
そしてこの発言は、
古いしがらみから脱却を図る大きな第一歩であると同時に、
とてつもなく大きな不安を抱かせるものでもあった。

今まで巨人戦と言えば、
誰もが知っているドル箱コンテンツだった。
中継すれば簡単確実に数字(視聴率)と営業利益が上がる、
オイシイ物件だったのは言うまでもない。
日テレが10年間視聴率トップであり続けられたのは、
何をおいてもこの巨人戦のおかげだった。

それが昨年、全日、ゴールデン、プライムの
いずれの時間帯ともフジテレビがトップとなり、
「三冠王」を11年ぶりに奪い返した。
数年前からの巨人戦視聴率の確実な減衰が、
大きく影響したのだ。

もちろんその間も、日テレは手をこまねいていたわけではない。
ホームランクイズに始まり、
ゲームとの連動(次の展開をゲームで予想するetc)などなど、
視聴者をひきつけようとさまざまな演出をしていた。
でも所詮、演出は小細工でしかなく、
ジャイアンツ自体の急激な人気低下を
根本的に食い止められるものではなかった。
(そのことをいまだに理解しようとしない読売グループは、
長嶋氏の復帰で話題を作ろうと小細工に躍起である。)

そして2005年、日テレが落とした数字は、
テレビ朝日が着々と拾い上げ、
TBSを除いた3社の熾烈な視聴率争いが続いている。

話が逸れたが、
危機的状況にまで陥っていた巨人戦中継について、
いままで誰も公の場で「負」の発言をしたことはなかった。
思っていながら怖くてできなかったと言ったほうが正しいかもしれない。

長く巨人戦の恩恵にあずかってきたという後ろめたさや、
いまだ局の一部に根強く残る巨人信仰などがダムとなって、
正直な気持ちをせき止めてしまっていたのだ。

ダムの中には、
儲からない、もうやめたい、巨人戦中継は終わった・・・
そんな局員たちの思いが大量の水となって溜まっていた。
そこを小さくだが切り崩したフジ村上社長の発言は、
やがてダムにたくさんの亀裂を生じさせ、
最終的にはダムの決壊へと至る一歩となるに違いない。

だが、果たしてそれでいいのだろうか。
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by drive-2-iko | 2005-07-01 22:14 | テレビ


社会人7年目。放送局に勤務する日常をつづります。
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