放送局の裏の裏。



<   2005年 08月 ( 23 )   > この月の画像一覧


開放感に浸り中・・・

よーやく政見放送の編集が完了!
すっげー緊張した。
こんなに緊張して編集したのは初めてだ。

なぜ緊張したかと言うと、
仕組みが複雑で、間違えるファクターが多いから。
ひとつひとつ複数の眼で確認しつつ、
ゆっくり確実にやっていかないといけないのだ。

政見放送を簡単に言うと、
各党が広告代理店に作らせた9分間の党宣伝番組。
その選挙区内で3人以上の候補者を立てている政党だけが、
政見放送をする権利を得られる。
そして、候補者数によって放送回数も多くなる。

大きな政党が持ち込んでくる政見放送にはAとBの2パターンあって、
どの放送枠にどちらのパターンを入れるか指定してくる。

ひとつの放送枠の中でいくつかの政党の政見を放送するんだけど、
その枠の中での順番も選挙管理委員会での抽選で決まる。

例えば30分の政見放送番組を作ってみよう。
その中に入るのは3政党。

<枠内順位> 共産党→民主党→自民党
<パターン>  共産党=B 民主=B 自民=A
<構成>    前枠→共産フリ→共産B本編→民主フリ→
             民主B本編→自民フリ→自民A本編→後枠

だいぶ端折って書いたけど、
構成の中のすべてのパートで中身が違うから、
これがミスを産むのだ。
その上に政党ごとの放送回数の違い、放送日の違いなどがあって、
さらにややこしい。
というわけで、緊張しまくったのだ。

もちろん普段から、適度な緊張感は持って番組作りはしているんだけど、
間違ったら何が起こるかわからないという状況は俺にとって初めてで、
かなーり気疲れしてしまった。
しかも中身がオモシロくないからね~(笑。

でもいろんな政党の人に会えて、
党ごとのカラーが見えたのはオモシロかった。
自民はやっぱり、
いい意味でも悪い意味でもエリートなんだな、
と実感したり。
いい経験ができたと思う。
[PR]
by drive-2-iko | 2005-08-31 23:58 | ちょっと特別な仕事

AMケータイがもたらすチャンス

出ました、AM/FM/TV音声チューナー付ケータイ『RADIDEN』。
7/22の「AM業界浮上のきっかけになるのだろうか」という記事では、
契約上詳しいことは書けなかったんだけど、
8/29に発表されたことでよーやく好きに書ける。

AM業界はこれを期に攻勢に出る。
松田聖子さんをイメージキャラに起用し、
全国のAMラジオ局が一丸となって、
低迷する聴取時間回復をめざす一大キャンペーンを張るのだ。
近日中にスポーツ新聞をにぎわすことになるだろう。

全国のAM局がまとまって、
こういったAM普及のためのキャンペーンをすることは今までにないことで、
重い腰を上げたという点では評価できる。
少なくともAMの未来に危機感を持つという共通認識ができた(はず)。
このキャンペーンで、全国へそこそこのアピールはできるだろう。
でも、これが終わればまた元通りとなってしまわないか、
という不安が付きまとう。

新規リスナーを獲得するためには、
人々の意識に日常的にアピールし続ける必要がある。
今回のキャンペーンはあくまで始まりであり、
これをキッカケに世間に情報を、
ラジオのよさを発信し続けなければ意味がないのだ。

そのひとつが俺がよく言う話題づくり
このキャンペーンで多くの反応が局に寄せられ、
今まで話題づくりに興味のなかった局も、
「発信すればリターンがあるんだ」と実感してくれればいいんだけど。
業界全体が同じ方向性を持ち続けられるように、
『RADIDENキャンペーン』が成功例になってくれることを願う。

<追記・実機を触っての感想>

□デザイン
今でも人気が続くpreminiⅡを踏襲していてそこそこ良い。
ただ質感はプラスチック感が強く、preminiⅡより落ちる。
メインターゲットである40~50代男性が持っていたら、
ちょっとカッコイイなと思えるものではある。

□機能
ラジオと携帯のリンクがほぼ何もないに等しいので、
若い世代にはメリットが薄く、受け入れられづらいと思われる。
普段ポータブルラジオを持っている人に便利程度か。

□価格
まだ発表されてはいないが、
高級ポータブルラジオ程度になるようだ。
新しくラジオを買うならこちらを買ったほうがお得感はあるだろう。
[PR]
by drive-2-iko | 2005-08-30 00:01 | ラジオ

立候補者のオモシロ特権

先々週の日曜日、
今回の衆議院選挙の立候補者説明会なるものに、
政見放送担当者として出席、
政党の代表者の皆さんの前でいろいろとご説明してきた。

そこでもらった立候補者用資料をここ数日読んでたんだけど、
ちょっと面白いものがあった。
それは「道路交通関係法令説明資料」なる冊子。
へーっと思ったことを挙げてみる。

『通行止め』や『歩行者専用道路』など、
標識で通行が禁止されている道路については、
選挙運動に使用中に限り適用が除外されているので
通行することができます。
なんと!
選挙カーは標識無視ってもOKなんだ!!
すっごくびっくり。
街頭演説のために駐車禁止は適用されないのは知ってたけど、
歩行者天国でも通れるってのは知らなかった。
ちなみに、一方通行だけは逆行ダメだと。
そりゃ危険だもんな。

選挙カーに乗車する候補者および運転手については、
運転席、助手席に乗車する場合は
シートベルトの装着義務が免除されています。
シートベルトすら付けなくていいのか!
まあ、スピードゆっくりだからね。

時間制限駐車区間において、
街頭演説のために駐車する場合は、
パーキングメーターを作動させず、
またはパーキングチケットの発給を受けずに
駐車することができます。

時間制限駐車区間って、
道に白い線で書いてある駐車スペースのこと?
あれって全部、道路だから公のものだよな・・・。
民間だったら売り上げ減っちゃうから、問題だし。
公だからOKということでしょう。

などなど、選挙トリビア的なものがいろいろとあった。
選挙ってやっぱり、
特殊なものなんだなーと実感したここ数日。
さ、政見放送の準備をするか。
[PR]
by drive-2-iko | 2005-08-29 15:18 | ちょっと特別な仕事

久しぶりに「今日の福本豊」

阪神-巨人戦をラジオで解説していた世界の盗塁王・福本豊さん。
今日も福本語録は着々と更新されているようだ。

1回表、
巨人・小久保の当たり損ねが野手の間を抜け、
先制タイムリーになった場面。

 実況「取れそうな当たりが抜けていきましたねぇ」
 福本「しょーもない当たりやったよ(あきれ口調)」

いつも本音の福本さん。
そんなあなたが大好きです。

8/29追記(KYKさん、情報ありがとうございます。)
はなわさんが歌う「解説の男 福本豊」。
MBSラジオ「どーだ!ますだおかだ」のWEBラジオにて、
12分過ぎから聴けます。
爆笑間違いナシ!
[PR]
by drive-2-iko | 2005-08-28 18:18 | ラジオ

地方局・脅威の給料

今日は下世話な話をしよう。
下のランキングは「2004・年収トップ10」のデータ。
どこぞのページから引っ張ってきたので、
正しいのかどうかはわからないけど。

1位 フジテレビジョン
2位 TBS
3位 日本テレビ放送網
4位 スパークス・アセット・マネジメント投信
5位 朝日放送
6位 テレビ朝日
7位 電通
8位 住友商事
9位 中部日本放送
10位 アール・ケー・ビー毎日放送

なんとトップ10中8つがテレビ局という極端な結果となっている。
ランキングに偏りがあることも考えられるが、
確かに言えることは「テレビ局は基本的に給料が高い」ということだろう。

でも、このランキングに出てくるテレビ局より、
もっと給料の高いテレビ局がたくさんあることをご存知だろうか。

こんなこと知ってるよと言われる方がほとんどだろうけど、
ランキングに出る→情報が公になっている→上場している
ということで、
つまり株式上場しているテレビ局しかランキングに出ない。

となると、上場していないテレビ局はどうなのか。
そこが今回のテーマなんだけど、
実は・・・スゴイのだ。

例えば新潟のあるテレビ局。
このランキングの中に入れると、なんと堂々のトップである。
キー局なんか眼中にないくらいの勢いで給料が高い。
もちろん上場していないから、表には出ていない。

例えば北海道のあるテレビ局。
上記新潟局より少し落ちるが、
このランキングではこちらもトップに入ってくる。
もちろん非上場企業で、もちろんほとんど知られていない。

ポイントは地方の大都市。
地方の大都市には自力のある企業が結構ある上に、
競合メディアが少ない地方では、
ナショナルクライアント(松下とかトヨタとか)は
その地域のテレビ局に出稿する傾向にある。
しかも地方局はネットを受けていればお金が入ってくるため、
自社制作番組が少なく、その分抱える社員が少なくてすむ。
そのため、経営状態は明るく、給料も高くできるのだ。

俺のような一ラジオ局員から見ればウラヤマシイ限りだが、
そんな会社に入る実力もコネもないので何も言えない。
悔しければ入ってみろって言われそうで(笑。
[PR]
by drive-2-iko | 2005-08-26 17:28 | そのほか

放送局は不謹慎です

営業さんが喜んでいる。
臨時収入だ~と顔がほころんでいる。
でもいいの?台風来たらあなた帰れないかもよ。

コマーシャルで、
「台風で切れた電線に近づかないでください」
みたいなものをお聴きになってたとはあるだろうか。
これは公共団体の緊急災害スポットといって、
こういうときにはやらなくちゃいけないらしい。
このスポットCM、放送局にとっては結構な収入になる。
普段は正価では売らない(売れない?)枠も、
緊急出稿時には正価だったりするから、
営業さんはホクホクなのだ。
その笑顔を見て、俺は複雑な気持ちになる。

そんな我々、編成は作業に追われる。
この台風、ちっちゃめだけど勢力はそこそこ強い。
被害も予想されることだし、
今晩は警報の速報や、
電車や電気・ガスなど公共機関の情報などを番組に挟み込んでいく。

生放送はキチンと枠を作って、
録音番組は音楽の間で入れていく。
たまに「この曲好きなのに邪魔しないでよ!」と苦情が来ることもあるんだけど、
下手すりゃ命に関わる情報なんで勘弁して欲しい。

こういう日は基本的に会社泊まりになる。
体力使うし、眠いし、大変なこともあるが、
なんか学生時代の合宿を思い出して、
不謹慎ながらお祭り気分だったりもする。
こんな機会がないと話をしない出演者の方もいたりして、
いいこともあるのだ。
でも、あくまで仕事を楽しくやろうと思ってるだけで、
災害を楽しんでるわけではないので。

いまも続々と新しい情報が入ってきている。
今は降ったり止んだりだけど、
本体が近づくにつれて土砂降りになるそうだから、
台風が通る周辺の方はお気をつけください。
というか、早くご帰宅ください。
[PR]
by drive-2-iko | 2005-08-25 14:37 | 日々の仕事

地方番組がAMを救う!?

今朝、日テレの「情報ツウ」を見ていたら、
地方ラジオ番組発のCDがオリコン30位に入った」というネタをやっていた。
しかもローカルランキングでは4位!だそうだ。

YAHOO!ニュースの記事によると、
大阪ABCラジオの『全力投球!!妹尾和夫です』のスタッフが
遊びで作った曲を面白半分に番組内でも紹介してみたところ、
リスナーからの問い合わせが殺到。
あまりの反響の大きさに、急遽、
今月の17日インディーズから全国発売した。

とのこと。
前に書いた自らネタを作るニッポン放送と違って、
今回の話題は自然発生的なネタのようだ。

実はネタを自ら作って記事にしてもらうのは、
そんなに難しいことではない。
(だからこそ、各AM局が努力しろと言っているんだけど)
記者さんが好みそうな話題を作ったり、
知名度の高いタレントさんにちょっとだけ変わった事をさせたりすれば、
けっこう記事にしてくれる。
根まわしをキチンとして計画的にさえすれば、
意外と簡単に話題を作れるのだ。

でも自然と話題になるということは、
根まわしや計画をせずとも世間に認められる真のパワーと、
それが世に出る・注目されるキッカケが同居していたということ。
想像を絶する数のネタのなかで突き抜けるということは、
実はモノスゴイことなのだ。

今回の場合、
この曲が持っていたパワーと、
遊びで作った曲を番組で紹介し、
それを多くのリスナーが支持したというキッカケが同居したということになる。
そのベースには、この番組自体の魅力があるんだと思う。

リスナーが慕うパーソナリティがいて、
リスナーの声で企画が展開し、
それが大きな花を咲かせる。
これぞAMラジオの世界。

各地方AM局が持っている看板番組。
すべてがそうとは言えないが、
同じように地方発のムーブメント・話題をおこす
パワーを持った番組は多くあるはず。
もっともっとネタを作って、AMの良さをアピールして欲しい。
[PR]
by drive-2-iko | 2005-08-24 19:31 | ラジオ

駒苫・不祥事発覚の裏側

駒大苫小牧に不祥事が発覚した。
野球部長が選手を殴ったというもの。
それも8/22の午後10時という不自然な時間に記者会見を開き、
8/23の各紙朝刊に被害選手の父親のコメントが載っているという、
これまた不自然な展開。

どうも直前まで学校と親の間で和解協議が続けられていたようだ。
結局それが決裂、
「マスコミにしゃべりますから」という親を止められないと思った学校側は、
苦渋の決断で公表を決めた。

学校側は完全に対処をマズった。
明徳のときにも一部で報道されたが、
こういった事例は高校野球には、特に強豪校にはよくあることで、
表に出ず葬り去られてきたことは多々ある。
駒大苫小牧にも同じようなことはあっただろう。

それが珍しく失敗し、
歴史的な連覇を成し遂げた直後という、
最悪のタイミングで発覚する・・・。
〝良くない妄想〟が次々浮かんでくる。
被害選手の親も、このタイミングはよく理解した上でのことだ。
そう考えると、妄想はさらに膨らむ。

選手は純粋である(とされている)高校野球も、
ドロドロとした大人たちに支配されているということか。

8/25追記
今回の件について、
ものすごく納得させられたSpeed hourさんの記事
特に最後に書かれている被害選手の親へのメッセージが、
とても共感できるものだった。
[PR]
by drive-2-iko | 2005-08-23 11:33 | そのほか

高い鼻はポキリと折れる

うちの番組に出演しているあるタレントさんが、
最近オカシイ。

もともとラジオから始めた素直でカワイイ女の子なんだけど、
うちに出演するようになって2年、
半年くらい前から他局のテレビにも出演するようになった。

最近その子の発言が、やたら鼻につくのだ。

番組が終わってみんなで御飯に行こうってときも、
「○○さん(有名タレント)に誘われてるから無理」。

「××ちゃん(グラビアタレント)ってかわいいよねぇ」って話してたら、
「私が話とおしてあげてもいいけど」。

いや、別に悪いことを言ってるわけではないんだよ。
でも、言い方に引っかかるのさ。
上の例だって、
「ごめん、先約があって」と言えばいいのに、
わざわざ個人名を出して交友関係をアピールするのはやめたほうがいい。
「話とおして〝あげてもいい〟」って押し付けがましく聞こえるし。

ちょっとしたことなんだけど、言葉遣いが気になる。
とってもいい子なんだけど、新人のころとは何か違う。
テレビに出るようになって、世界が変わったのはよくわかる。
けど、気をつけたほうがいいよ。
この業界、スタッフに嫌われたら仕事がなくなる。
付き合いの長い俺たちはまだいいけど、
外では謙虚に頑張ってちょーだいよ。
[PR]
by drive-2-iko | 2005-08-20 00:01 | 日々の仕事

日本の夏、野球の夏。

ピッチャー吉岡第5球、投げたっ。
平田、ハーフスイング!
回った、回った、審判ストライクを取りました、空振り三振!
試合終了ぉー!!
大阪桐蔭、惜しくも敗れました!

惜しかった。
5点差を追いついて、これで一気に逆転かと思ったが、
結局10回に勝ち越されゲームセット。
平田の、辻内の夏が終わった。
そして、彼らを追いかけた俺の夏も、終わった。

10回裏、
ランナーをセカンドにおいて一打同点という絶好の場面。
平田に回ってきたときは、
「やっぱり役者にはふさわしい場面を引き寄せる力があるんだな」
と同点打・逆転打を期待したが、
結局三振を取られてしまった。

高校野球のハーフスイングほどいい加減な判定はないが、
ここで取る審判の勇気はスゴイ。
でも、取ってほしくなかった。
高校最後の打席を、
悔いの残るスイングで終わらせてやりたくなかった。

平田良介はこの打席を一生忘れないだろう。
そして、それをバネにプロとして大きくなっていくに違いない。

辻内崇伸も、力負けしたこの試合を一生忘れないだろう。
精神的な脆さを克服し、メジャーで活躍する日が来るはずだ。

2年生謝敷、1年生中田ら下級生は、
この敗戦を胸に刻んで来年に生かしていくことと思う。

敗戦の後の涙は、必ず未来へつながる。
彼らの将来の活躍に期待していきたい。
そしてすばらしいチーム・駒大苫小牧。
明日も頑張ってほしい。

今年は、楽しい夏を過ごさせてもらった。


※ゲームセットのシーンはこちらで見れます。
[PR]
by drive-2-iko | 2005-08-19 18:07 | テレビ


社会人7年目。放送局に勤務する日常をつづります。
ご意見・ご感想・ご要望・
お叱り・苦情などは
tvradio@excite.co.jp
まで。
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
over the cou..
from over the count..
website
from website
communicatio..
from communication ..
samsung i600
from samsung i600
fattest woma..
from fattest woman ..
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧