放送局の裏の裏。



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選管の殺人的スケジュール

9/11の本番に向けて、
政見放送、選挙特番などの準備がほぼ整った。
ここ1週間ほどはけっこうな残業時間になったが、
そんなこと言うのが恥ずかしくなるほど、
働いている方々がいる。

それは選挙管理委員会の皆さん。
各政党に渡す政見放送のガイドを作っていて、
内容を選管の方に確認していただこうとFAXを送ったのだけど、
その返信の時間はなんと朝の4時。
翌朝「いつ寝てるんですか!」と聞くと、
「3日間寝てません」と返ってきた。

その後ちょっとお伺いしたときも、
怒号が飛び交うまでいかないまでも、
選管の部屋はピリピリとして緊張感が漂っていた。
お会いした方の目は充血して、
クマがすごいことになっていた。

ほんとに頭が下がる。
公務員は給料が高いと言うけれど、
それに見合った働きをしている人もたくさんいるのだ。
選挙管理委員会の皆さん、
あと3週間、体に気をつけてくださいね。
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by drive-2-iko | 2005-08-18 18:14 | ちょっと特別な仕事

続々・夏ドラマ悲喜こもごも

期待ハズレだったドラマ。

イチバンがっかりしているのはTBSだろう。
「ドラマのTBS」復権を狙ったが、結果はそこまで出ていない。

まずは「いま、会いにゆきます」。
映画の大ヒット、直前の獅童・竹内の結婚、
と、話題性は今クールの中でもトップクラスだった。
しかし初回視聴率は15.2%とふるわず、
ここ2回は10%すら切っている状況。
主演のミムラの華のなさ、成宮寛貴の父親役にしては若すぎる年齢に、
見たい!という気持ちを掘り起こすことができず、
見てみた人も説得力のなさに次々と離れていったということだろう。
初回と6回目を比べると、
各世代満遍なく数字が下がっているのがその証拠。
おそらくここから数字は上がることはない。

そして「女系家族」。
初回の18.1%は立派だが、ここ最近は12前後を行ったりきたり。
あれだけの役者を揃え、気合と金を注ぎ込んだTBSにとって、
期待どおりの数字ではない。
「黒革の手帳」系統には、2匹目のドジョウはいなかったのか。

続いてフジテレビ。

「海猿」が予想外の低調。
平均13.3%だが、5回目には10.7%となるなど、
予算の割には数字が付いてこない。
映画①→ドラマ→映画②と、2本の映画の間を埋めるストーリーで、
「踊る大捜査線」などでヒットを飛ばしたフジ亀井Pが映画事業担当となり、
映画をヒットさせるためのドラマという位置づけを明確にしているため、
ドラマとしては破格の予算を割いて制作している。
実験的な意味合いも濃いとはいえ、かなり赤字が予想される。
海保の宣伝だけに終わってしまうのかどうか。

「スローダンス」は、
フジ的にはちょっとだけ期待ハズレという程度に収まっている。
こんなもんだろう、と納得できる範囲。

最後にちょっと注目すべきドラマをひとつ。
関西テレビ制作「がんばっていきまっしょい」。
初回12.6%からずっと変わらず12%台を維持してきたが、
6回目にして13.9%を記録。
(ちなみに内騒動で編集が間に合わず、5回目は総集編で9.1%)
相手役・内の降板という大きなハンデを乗り越えて、
逆に数字を挙げているのは立派。
今後どうなるかが楽しみだ。
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by drive-2-iko | 2005-08-17 12:55 | テレビ

続・夏ドラマ悲喜こもごも

今クールも中盤を過ぎ、
夏ドラマの勝ち負けが見えてきた。
今日は勝ち組3つを取り上げてみよう。
ちょっと見づらいグラフだけど、ご勘弁を。
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■「電車男」
初回こそ同局「スローダンス」に首位を譲ったが、
2週目からはほかを寄せ付けない数字を獲得、
そのパワーを維持している。
単純明快なストーリー、アホらしいほど徹底したキャラ作りがすばらしい。
「こんな話あり得ないよ」と思いながらも見てしまう要因だろう。
F/M1、2を確実に取っている一方で、
F/M3がまったく取れないのが、ネットを扱うドラマらしい。
俺も、ケラケラ笑いながら見ていたりする。

■「女王の教室」
過酷なストーリーに、さまざまなところで議論を巻き起こしているらしい。
スポンサーからの要請で提供クレジットの挿入をやめたが、
この段階で「会社のイメージが下がる」と考えるのは甘い。
ま、スポンサーってのはそういうもんだけど。

徹底した生徒イジメに「救いはないの?」と渇望感を演出し、
それに耐えられなかった一部の視聴者は離れた(4回目)が、
救いをチラつかせ始めた6回目から再び数字は上昇している。
これが制作側の思う壺。

今後どう展開するかはわからないが、
さらに数字を上げ、「電車男」に迫ることもあるだろう。
となると、結果として「いいドラマだったね」となる可能性も大いにある。
っていうか、スポンサーに「間違ってました」って言わせてほしい。

ちなみに俺は、毎回ワクワクさせてもらっている。

■「ドラゴン桜」
3回目で少し下がったが、ほかの回は16以上をキープ。
最近のTBSドラマの中では優秀な成績だ。
人気漫画が原作と言う話題性に加え、
金曜22:00というオイシイ時間帯、
阿部寛、山下智久、小池徹平、中尾明慶という女性に高感度の高いキャストを配し、
確実にF1、F2を稼いでいるのが勝因。

この3つのなかでひとつ選ぶとすると、
原作モノでない「女王の教室」を挙げたい。
原作モノはそれなりの難しさはあるが、
やはりある程度の数字は見込める安パイ。
内容も賛否両論あることを覚悟し、
スポンサー降板のリスクを犯しつつも続く日テレのチャレンジは、
同業者としてオモシロイ。
今後の数字のアップも期待して、見ていきたいと思う。

次は期待ハズレだったドラマについて。
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by drive-2-iko | 2005-08-15 20:18 | テレビ

波に乗る桐蔭は強い

先日取り上げた大阪桐蔭が危なげなく2回戦を突破した。
そのとき書いた〝やっぱり高校生だから…という面〟が出て、
1回戦ではエース辻内が予想外の乱調。
1年生中田の投打にわたる活躍でなんとか乗り切ったという感じだったが、
今日は横綱相撲と言えるような内容だった。
彼らに期待して集まった満員の観客も、
十分に満足しただろう。

辻内はなんと、19奪三振の大会タイ記録。
そして4番平田は、高校記録をさらに伸ばす66本目のHR。
主軸がきちんと仕事をしての快勝に、
このまま波に乗ると手が付けられなくなる可能性は高い。

素朴ながらもよくしゃべる平田、
地道な努力でここまで這い上がった辻内。
人間的にも非常に魅力のある2人だ。

彼らをはじめ、力と華を兼ね備えた選手がそろっている大阪桐蔭。
次は強豪・済美VS春優勝の名電を下して勝ち上がった清峰の勝者が相手だが、
おもしろい試合を見せてくれることは間違いない。

今晩の「熱闘甲子園」が楽しみになる今日の試合だった。

8/16追記
大阪桐蔭、ベスト8進出。
でも清峰はエース古川を中心に、よく鍛えられたとてもいいチームだった。
辻内と古川の最終回の勝負は、
結果は古川の三振に終わったが、
今大会屈指の名勝負と言っていい打席だったと思う。
これぞ高校野球。

8/19追記
平田の3HRは、下手をすれば4打席連続HRだった。
高校野球をずっと見てきて、清原も松井も福留もすごかったが、
今日に限れば平田は紛れも無く「最強打者」だった。
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by drive-2-iko | 2005-08-13 22:54 | テレビ

星野さんが巨人?がもたらす正の衝撃

星野仙一氏が巨人監督就任か?
というニュースが流れ、
阪神球団と星野氏自身が否定した。
最初に聞いたときに「おっ巨人もようやくやる気になったか」と感じたのに、
実現せずに少々残念だ。

まず最初に言っておくが、俺はアンチ巨人の阪神ファンである。
だから星野氏が巨人監督になるのは正直イヤだ。

でも一方で、上に書いたように肯定する気持ちもある。
というのは、
①に球界の発展・盛り上がり、
②に古臭い巨人体質からの脱却(ひいては①へ)、
という流れ作りにつながる可能性があるから。

亡霊・ナベツネと、
彼をはじめとする読売グループの古臭いプライドに縛られ、
監督は巨人生え抜きに限られてきた。
いままでどうしようにもなかったその慣習を覆しててでも、
「優勝できる」「人を呼べる」監督を使おうとしたことは、
巨人軍が本気で危機感を持ったということじゃないかと思ったのだ。
これはFAで4番バッターを集めるとはまったく違う意味を持つ。

前にも書いたようにいまだ巨人は球界の盟主である。
資産規模といえ、中継試合の多さといえ、ファンの数といえ、
飛ぶ鳥を落とす勢いのタイガースをもってしても敵わない。
その巨人がこれを期に本気で球界の再生に取り組めば、
良かった頃のプロ野球に近づくことも可能なんじゃないか。
ひいてはそこまで・・・と妄想した。

加えて星野氏が巨人を率いれば、
巨人は強くなる。
確実にお客は増える。
視聴率は上がる。
巨人・星野と阪神・岡田の師弟対決なんて、
どれだけワクワクすることか。

ご本人がハッキリ否定したことで、
俺の妄想は妄想で終わった。
でも、読売の一部は本気で星野氏を引っ張りたいと考えているという。
読売の中にそういう人たちが出てきたことは、
野球界にとって一筋の光明だと思う。

8/25追記
今日さらに、星野氏が巨人GMにというニュースが流れた。
読売が本気で星野氏を立てようと考えていることがわかる。
これを期に巨人が正しい方向性を取り戻し、
日本プロ野球が盛り上がることを望む。

星野仙一のオンラインレポート>・・・今回の騒動に関して星野氏のコメント
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by drive-2-iko | 2005-08-12 21:25 | そのほか

テレビカメラに気をつけろ!

今日、高校野球中継を見ていたら、
イニングの間に観客席が映し出されていた。
3~4秒ごとにカットが切り替わる。
チアの女の子、赤ん坊連れの夫婦、鼻をほじる子供・・・
ん?鼻をほじる子供!?

イヤな予感がした。
そしてその予感は現実のものとなった。

パクッ!

衝撃映像をお送りしちゃったよ、オイ。
その瞬間、切り替わる映像。
中継車内の「あっちゃ~」という雰囲気が目に見えるようだ。
スイッチャーさん、気を利かせてください。
ディレクターさん、先を読んでください。

でも球場のカメラとは恐ろしいもので、
映し出されている当人は気づかないが、
後から「うっそー」となることも多い。
特にこの業界の人間は、
自社のカメラには要注意である。
ワザと映しちゃうから♪

うちのある既婚者の先輩は、
おネエちゃんと試合を見ている姿を映し出され、
浮気がバレた(自社カメラ)。

うちのある既婚者の先輩は、
親子で野球観戦している姿をオーロラビジョン(OAナシ)に抜かれ、
たまたま同じ球場に来ていた浮気相手に、
「子供いないっていったじゃない!」と罵られた(他社カメラ)。

うちのある独身の先輩は、
彼女と球場の隅っこでイチャついているのをOAされ、
彼女のオヤジから「別れろ!」と怒鳴られた(自社カメラ)。

と、ロクなことがないのだ。
もちろんこの業界以外の人のほうが映るチャンスが多い。
その場合局によっては、
「カップルを映すときは片方だけ」と決めているところもあるらしいが・・・。
だから皆さん、デートで球場には行かないほうがいいですよ(笑。
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by drive-2-iko | 2005-08-11 17:45 | そのほか

選挙作業は難解・複雑

衆院選挙が9/11(日)に決まった。
至急、選挙特番の枠をあけて、
特別階段(ナイターの終わらせ方を5分刻みで設定したもの)を組むと同時に、
持ち回りで今回うちが担当の政見放送の準備をはじめる。

しっかしこれが難しいんだ。
選挙って候補者が下手すりゃ命がけでやるものだから、
もし落ちた人が主催側(=都府県)にツッコミどころを発見した場合には、
ほとんどイチャモンのようなレベルで裁判を起こされる、らしい。
だから主催側はなにもツッコまれないように万全を期す。
つまり、選挙要綱に難しい言葉でいろいろと言い訳や逃げ道を並べて、
あらかじめ了承してね、って言っておくわけだ。
これを読み解かねば、俺たちの作業は進まない。

難しい話がとっても苦手な俺は、
こういう作業に向いていない。
そんなやつが編成にいるのがおかしいと言われるかもしれないが、
認めます、確かにおかしいかもしれない(笑。
実際、D卓(ディレクターの席)に座っているほうが落ち着くし。

今後候補者に向けての政見放送の説明会、
その説明会で配布する政見放送の要綱冊子の作成、
実際の政見放送の音声収録、オンエアと、
食いきれないくらい大盛りのメニューが待っている。
食傷になるのは目に見えているが、
これを乗り切らねば夏を越えられない。

今年の夏も海、行けなかったなぁ・・・。
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by drive-2-iko | 2005-08-10 14:21 | ちょっと特別な仕事

日テレ・巨人戦打ち切りの衝撃

Excite エキサイト : 日テレが巨人見限った!延長打ち切り

とうとう日テレが巨人戦に大ナタを振るった。
初めての延長ナシ・打ち切りの決定だ。
思ったよりも早い段階での対応に、
日テレの危機感が感じられる。

この決定が読売グループの今後の巨人政策に、
大きな影響を及ぼすのは間違いない。
ナベツネ氏が過去にNHKに一部放送権を譲渡したように、
日テレに懲罰的行為を行うこともありえる。

そして、フジ・TBS・日テレが同じ動きを見せたことで、
プロ野球界全体への衝撃はかなりのものとなる。
コミッショナー・オーナーらもなんらかの対策を練ると思われる。

今後の動きに注目したい。
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by drive-2-iko | 2005-08-09 16:28 | テレビ

韓国戦視聴率は意外と・・・

先日、22.7%と予想したサッカー日韓戦。
試合は後半押し迫ったところで中沢が決めて1-0と勝ったが、
果たして結果はどうだったんだろうか。

<関東>20.4%

うーん、2%の差だから結果としてはそこそこいいと思うんだけど、
北朝鮮戦を越えると予想していたから、
結局勝負としては負けですな。

個人視聴率を見ると、
相変わらず40代女性が圧倒的な数字。
20代男性についで全体の2位だ。

ちょっとおもしろかったのが、
日韓戦の前にやっていた中国VS北朝鮮からの個人視聴率の変化。
視聴率自体は6.2%と「そんなもんやろ」的数字だが、
中国VS北朝鮮→日本VS韓国の伸び率を見ると、
男性は20代→30代→40代。
女性は40代→20代→30代(40代女性が圧倒的)。

これは日本代表戦に合わせてテレビをつける、
またはチャンネルを変えるということだから、
代表戦の注目度と見ることもできる。
男性は順当だが、
女性は以前書いたように40代がすごい。

俺の周りに40代女性でサッカー好きな人はいないが、
世の中そんなにいるんだろうか。
ただ何度も言うが、この層をつかんでいる限り、
サッカー中継の未来は明るい。
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by drive-2-iko | 2005-08-08 16:10 | テレビ

高野連にも事情がある

Excite エキサイト : <黙とう>甲子園で広島代表校が提案、高野連が制止

油断すると、「高野連ひっでー」で終わってしまうニュース。
でもそこにはいろんな事情が絡んでいることを、
知っておくべきだろう。

居合わせた高野連の関係者が
「原爆は広島だけのこと。
この場でみんなを巻き込むのは良くない」と制した。

これでは確かに良くないイメージを与えてしまう。
前後の言葉や言外の意味が汲み取れないこの記事では仕方ない。

高野連の事情を挙げてみよう。

まず8時15分という時間は、
9時からの開会式に備えて準備の真っ最中。
そこでたった1分間とはいえ、
49校全体で動かれるのは仕切り側としては非常にやりづらい。
1校だけなら・・・というところが妥協点だったということだ。

次に原爆は広島だけでなく、長崎もあるということ。
広島への黙祷を全体でやれば、
それは高野連の公式プログラムとなってしまう。
公式に広島をやったら、
長崎も11:02に試合を中断して黙祷しなければいけない。
8/15に黙祷をするのが恒例の高校野球に、
新たにプログラムを追加するという大きな判断を、
その場でできるはずはない。

そういった背景がある中で、
高野連は無粋なことをする、
と決め付けてしまうのはどうかと思う。

確かにやらせてあげたい気持ちはあるが、
高陽東側も大きな組織・大会の中での、
運営側の事情も考慮すべきだった。

せっかく前向きなことをしようと考えたのだから、
どうせなら申請の時から「全体でやりたい」と言えば何とかなったはずだ。
最近の高野連は、
そこまでやるかっと思うくらい、
柔軟になってきているのだから。

ただ、高陽東ナインの
「原爆の悲惨さを皆に知ってもらいたい」
という気持ちだけは、大切にしていってほしいと思う。
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by drive-2-iko | 2005-08-06 14:49 | テレビ


社会人7年目。放送局に勤務する日常をつづります。
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