放送局の裏の裏。



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【マスコミ就職活動】第1志望でいきなりつまづく


発表は3日後とのことだった。
その日は以前書いた、
200人の前で模擬面接をさせられたNHKセミナーの日だった。

セミナーが終わって、
会場で出来た友達とお茶してるときも、
帰りの電車の中でも、
家でエントリーシートを書いている間も、
ずーっと携帯を握り締めていた。

タイムリミットは21:00。
通ればその時間までに電話が鳴る。
就職活動の中で、一番嫌な時間。

19:00
募る不安とイライラを紛らすために、
ひとりドライブに出かける。
いつもよりアクセルを踏んでしまうのがわかるが、
それを押さえきれない。

20:00
彼女の家にいきなり押しかけた。
イラついていることを悟られたくなくて、
ヘラヘラを演出している自分が情けない。

いつもこのタイミングになると、
落ちることが現実的に見えてきて、
落ちたらどうしよう・・・とシュミレーションを始めてしまう。

不安を楽にしてもらいたくて彼女と一緒にいたいのに、
リミットの時間を一緒にすごしたくない。
矛盾した気持ちに30分あまりで飛び出し、
またアクセルを吹かした。

結局、電話は鳴らなかった。

カーラジオから時報が流れた瞬間、
アクセルを踏む足も、
ハンドルを握る手にも力が入らず、
なんとか手近な空き地に車を滑り込ませた。
そこでしばらく呆然としていた。

ようやく冷静さを取り戻せたあとには、
強烈な後悔が襲ってきた。

面接の最後に、よく見る番組を聞かれたとき。
俺は夜のニュース番組を答えた。
とても一般的な、薄っぺらい見方で話した。

あとあと考えると、
面接官の女性は過去にその番組に出ていたアナウンサーだった。
よりによって、面接官の担当番組を答えてしまったのだ。
当然、「あえてそれを選ぶんだから」と厳しい耳で聞いたことだろう。

なぜ気付けなかったのか。
気付けば、もうちょっと違うアプローチで話ができたはずだ。
最後の質問だから気が抜けていたんじゃないか。
そう、それまでのやりとりで満足してしまっていたのだ。

もし気付いて、
俺にとってのベストな対応ができていたとしても、
結果は変わらなかったかもしれない。
でも、それで落ちても自分で納得できる。
何の意図もなく、
なんとなくサラッと流してしまったことが悔しかった。
それも第1志望の会社の面接で。

翌日は、朝から他局の1次面接の予定になっていた。
酷な日程が、とても疎ましく感じた。
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by drive-2-iko | 2005-10-31 16:06 | 就職活動

【マスコミ就職活動】第1志望・2次面接

2次面接は、俺の苦手な午前中だった。
通勤ラッシュの名残に苦しめられながらも、
なんとかA社に辿りつき、
長蛇ではなくなった受付を済ませる。
さすがに10分の1になっただけはあって、
待機する面々は皆落ち着き払い、
その目には自信がみなぎっている。

「うっひょ~、みんなすごそう・・・。」

ちょっと気押されモード。
そんなにマジになんなくてもいーのにぃ、
と一瞬思うが、
よく考えたら勝負の場でしたな。
はい、スイッチ切り替えます。

待合室でしばし充電すると、
1次面接と違って適度な緊張感に満たされた。

面接会場に通される。
面接官はどこかで見覚えがあるような年配女性と、中堅男性。
こちらは一人。
2次からよーやく話を聞いてくれる体制になったのね。
よっしゃ、やったろか。

持ち時間10分をフルに使って、
やりたいこと、
これまで考えてきたこと、
それをその局で実現したいこと、
などについて〝会話〟をした。

こういった話を聞いてくれる場では、
語るんじゃなくて会話をしよう、
と思っていて、
自分ではなかなかの手ごたえがあった。
いけるんじゃないか…という手ごたえが。

そして最後に、年配の女性から質問があった。

「うちの番組で、よく見るものはなんですか?」
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by drive-2-iko | 2005-10-28 12:29 | 就職活動

TBS、土壇場で痛いミス

TBSで中継されていた日本シリーズ第4戦。
最後の最後、MVPの今江インタビュー中に不体裁があった。
流れは以下の通り。

今江インタビュー中
      ↓
次番組「お笑いLIVE10! 」の生告知場面へスイッチ
      ↓
もう一度今江インタビュー
      ↓
エンドVTR&エンドロール

次に控える番組が今日スタートのお笑い番組で、
日本シリーズに備えて生でスタンバイ中だった。

最初のミスで生告知に行った時の上戸彩らの戸惑いから考えるに、
日本シリーズを締めて生告知へ切り替える予定が、
おそらくTBSのスイッチングミスで先に出てしまい、
今江のインタビューをぶったぎったと思われる。
MBSとTBSの息が合っていなかったことが原因だろう。

2年前のテレ朝が、
星野監督の勝利インタビューをぶった切って終了させてしまったミスを思い出す。
あのときも東阪の意思疎通がうまくいかなかったことが根底にある。

でも今回、そのミスがたとえなかったとしても、
MVPインタビューは入る階段ではなかった。
後番組をきれいに22:00スタートにするために無理やり階段を決めたんだろうが、
TBS編成は野球ファンをちょっと軽視しすぎだ。
最後までキチンと聞かせる階段を選択して欲しかった。

ファンからの苦情はどれくらいあったんだろうか?
そこが気になる。

※階段とは・・・
スポーツ中継など、終了時刻のわからない番組の際、
終了時刻を5分刻みで想定し、
その後の番組編成を決めたもの。
5分ごとの段々の表になっていることから、
階段表と呼ぶ。
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by drive-2-iko | 2005-10-27 00:48 | テレビ

【マスコミ就職活動】いよいよ本番!局面接

1999年2月某日、第1志望のA社。

ここはエントリーシートを提出するが、
その段階での選抜がない。
エントリーするとハガキで日時が指定され、
本社に呼び出された。
確か平日の夕方だった。

最寄り駅に着くと、
なんだかやたらとリクルートスーツが多い。
それもそのはず、
全国の放送局・総合職のなかで一番早い面接だったから、
マスコミ志望者が軒並み集結していたのだ。

長蛇の列の受付を抜け、
待合室に入ってもすごい人数。
そこらじゅうからマスコミ各社の動きだとか、
面接では何を聞かれるんだとか、
情報交換が始まっていた。
いままでに経験したことのない、
熱心かつピリピリした雰囲気が伝わってくる。

俺は雰囲気に飲まれ、手には汗。
喉が渇いて、ペットボトルのお茶を飲み干した。
10年来の思いがプレッシャーになり、
極度の緊張が襲い掛かってきた。

しかしそこで、思わぬ助け舟が現れた。
ふと同じ列を見渡すと、5つ隣になんと、
高校の同級生が座っていたのだ。
彼は地方の大学に行ったので、
しかも二人とも1浪しているので、
会うのは約4年ぶり。
予想外の出会いに力が抜けた俺は、
それまでの緊張が一気に5割減、
なんとか普通の顔で面接会場に向かった。

1次面接は30代の男性が二人、
こちらが二人という組み合わせ。
自己紹介、大学のこと、これからやりたいこと、
などなどしゃべって約10分。
一人頭約5分。
残り5割の緊張もしゃべり始めと同時に消えて、
逆に物足りないと思うくらいだった。
伝えるべきことは伝えられたという自信があった。

翌日、携帯が鳴った。
「2次面接に進んでください。」
学食で小さくガッツポーズ。
これが希望職種での始めての通過だったから、
特別うれしかったことを覚えている。

その3日後、
2次面接に挑むことになった。
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by drive-2-iko | 2005-10-26 15:01 | 就職活動

著作権って厳しいです

大容量の一括録画装置、販売差し止め認める(朝日新聞)

※参考 株式会社クロムサイズ

俺が入社間もない「著作権てなに?」状態だった頃、
ネットでもらったスポーツ中継の音声を、
その翌日に番組で流した。
一度もらったものだから、
こっちで自由に使っていいと都合よく思っていた。
結果、始末書・詫び文を書き、
部長が謝りに行くという大変なことになってしまった。

いま考えるとありえないことだし、
放送局に入るなら知っておけ!ということだけど、
いまよりも、もっともっとおバカで無知だった俺は、
著作権が厳正なるモノであることすら知らなかった。

今回、著作隣接権の侵害の判決を受けた
株式会社クロムサイズ(以下クロムサイズ)は、
法律を知らないわけではないのだけれど、
その解釈で俺と同じように都合が良すぎたのだろう。
それも一種の無知とも言えるかもしれないが。

クロムサイズの主張としては、
「操作は入居者がするから私的利用となり、
著作権法の侵害にはならない」
ということだが、
それはちゃんちゃらおかしい。

それならUSENが先代社長のときに行っていた、
地方AMラジオの再送信と同じだろう。

有線放送の利用者が聞きたいというから、
勝手に録音して流し、それでお金を取ります。

入居者が見たいと思って機械を操作するから、
録画して流し、間接的にお金儲けします。

そのどこに違いがあるんだろうか。
違法性を指摘されてサービスを取りやめ、
現社長になって各局に多額の和解金を持って謝罪に回った、
USENの事例を見ればクロであることは明白だろう。

クロムサイズもこのシステムの開発に
けっこうな資金を投入しているんだろう。
ここで販売差し止めになるということは、
その開発コストがまるまる無駄になるということだ。
そうなる前に、開発に入る前に、
なぜ法の解釈について確かめておかなかったんだろう。
よっぽど自信があったとしても、
見切り発車するにはリスクが大きすぎる。

著作権のことについては、
俺はそこまで大きなことは言えないけど、
最低限の確認すらきちんとなされていない企業の商品を買おうなんて、
一消費者としては到底思えない。
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by drive-2-iko | 2005-10-25 12:22 | テレビ

週末の日本シリーズ視聴率

日本シリーズ第1、2戦の視聴率が出た。

10/22(土)第1戦・テレ朝系
<関東>19.7%
<関西>33.2%

10/23(日)第2戦・テレ東系
<関東>15.8%
<関西>10.8% ※サンテレビでも中継アリ

両日とも大味な展開、しかも土曜は濃霧コールドという、
視聴率的には不利な展開になったにもかかわらず、
なかなかの結果になった。

土曜の毎分視聴率を見てみると、
東阪ともやはり濃霧中断でガクンと落ちている。
関西で特徴的だったのは、落ち方の度合い。
20時ごろまでは40を越えていた数字も、
中断中の20:45ごろには約半分の20そこそこまで落ちている。
関東は25→18くらいまで落ちたくらいだから、
試合を諦めた関西の阪神ファンが、
一気にチャンネルを変えたことがわかる。

ちなみに2003年(ダイエー-阪神)の第1戦は、
関東25.9%、関西36.3%。 

不甲斐ない試合展開と濃霧コールドがなかったと考えると、
関西での視聴率は2003年を越えていたことは間違いない。
勢いでなく実力で優勝を勝ち取ったタイガースに対する、
関西の注目度の高さがわかる。

でも逆に関東では、
緊迫した試合が続いていたとしても、
2003年の数字を越えることはなかっただろう。
マリーンズという関東圏のチームが奇跡的な活躍をし、
数字を押し上げていてのこの結果だから、
意外と関東圏のタイガースファンは少ないのかもしれない。
社会的ブームになったあの年の注目度は、
所詮勢いでしかなかったということだろうか。

※参考

2004年(西武-中日)第1戦
<関東>17.1%
<関西>19.3%

2003年(ダイエー-阪神)第1戦
<関東>25.9%
<関西>36.3% 
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by drive-2-iko | 2005-10-24 12:36 | テレビ

史上初の濃霧コールドに・・「今日の福本豊」

日本シリーズ第1戦は、
10-1でマリーンズリードの7回裏、
史上初の濃霧コールドという珍しい展開。

コールドが決まった瞬間解説・福本豊さんがまた本領発揮だ。
衝撃的かつ愛のあるお言葉。

「こんな試合、さっさとやめたらええねん!」

でも、それを聞いた阪神ファンも、
次の言葉で納得するだろう。

「これで気分切り替えられるやろ」

さすが福本さん。
一瞬「えっ?」と思うことを言うが、
そこには愛があふれているのだ。
明日はタイガースナインの切り替えに期待したい。
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by drive-2-iko | 2005-10-23 00:27 | ラジオ

熟年離婚が好スタート!

秋改編で新ドラマが続々とスタートした。
今クールはどうも小粒に見えてしょーがないのだけど、
視聴率的にはそうでもなく、
俺の感覚がズレているようだ。
ちょっとヤバイかも。

TBSでまだ2つ始まっていないドラマがあるので、
順位の話は置いといて、
今日は注目のドラマを紹介しよう。

それはテレビ朝日の「熟年離婚」。

渡哲也さん、松坂慶子さんら重鎮を揃え、
タイトルどおり熟年世代をターゲットにした作品だ。
その目論見どおりM3F3でかなりの数字を稼ぎ、
F3では初回・2回目を通じてなんとシェア4割を稼いでいる。

そして肝心の平均視聴率は、

       初回     2回
<関東> 18.7%    19.2%
<関西> 19.7%    20.9%  ※1・2回とも関西でトップ

とロケットスタート(古い?)。
M/F3のみでここまで取っているわけではなく、
実際M/F2もかなりの数字を稼いでいることから、
世間的に注目度が高いテーマであることが伺える。

関西のほうが注目度が高いのは、
離婚を考えている夫婦(特に妻)が多いってことだったりして・・・。
関西圏の方ご注意ください(笑。

来週数字が出揃ったら、
全体の視聴率を比較してみようと思う。
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by drive-2-iko | 2005-10-22 00:32 | テレビ

【マスコミ就職活動】続・場数を踏むことでで得たもの

やっぱり場数とは恐ろしいパワーを持つもので、
10月→12月で0→30だった俺のカラ自信も、
その後の12月→1月で30→70にまであがったのだ。
焦って早口になりがちだったのも、
カラ自信を得たことでゆっくり落ち着いて話すことができるようになった。

しかも思わぬ副産物も付いてきた。
お試し感覚のお気楽さがかえっていい印象を与えたのか、
セミナー代わりとしか考えていなかった面接が、
ドンドン進むようになったのだ。

某局のアナウンス職では予想外にも4次試験まで進み、
某システム会社や某サプライメーカーからなんと内定、
某代理店の面接では「局志望です」と言い切っことが良かったらしく、
最終まで進ませてくれた。
幸運が一気にやってきたとしか言いようがない。

アナ試験は他局は全部2次までで落ちたし、
某システム会社はOB経由だし、
某代理店はテキトーに言ったことがラッキーになっただけだし、
まったくもって実力ではない。

だけど、
たとえラッキーでも面接が順調に進み始めたことで、
俺のカラ自信はさらに上積みされ、
それによってさらに面接がうまくいくという正のスパイラルができてきた。
とても失礼な話だが、
「最悪、内定くれたとこに行けばいいや」
という安易な安心感も勢いに拍車をかけた。

なんて調子にノリやすい性格・・・、
いま考えると恥ずかしいとしか思えないが、
結果的にそれがいいほうに転がったとも言えるわけで、
けっこう複雑だったりもする。

そんな勢いだけで突っ走った1月を終え、
とうとう2月上旬、いきなり第1志望局の面接を迎えた。
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by drive-2-iko | 2005-10-21 04:04 | 就職活動

【マスコミ就職活動】場数を踏むことでで得たもの

数々の就活講座に参加することで、
自分をブラッシュアップできたこと、
就活だけでなく人生に影響を受ける仲間ができたこと、
が良かったことだと書いたが、
もうひとつ、大切なものがあった。

それは、場数を踏むことで得た落ち着きとカラ自信だ。
ちなみにカラ自信と言うのは、
普通の学生でしかない俺の薄っぺらい人生経験を、
どう語れば説得力を持って伝えられるか、
というテクニック論だけの自信ということ。

先日書いた代理店での勉強会で鱗が落ちた、
『名前すら武器になる』という初めてのカラ自信から、
なにが武器になるのかを探すために、
数々の講習・勉強会・セミナーを受け続けた。

中には役に立たないものや、
自分の未熟さから収穫を得られないものも多々あったが、
試行錯誤のなかで少しずつ武器を見つけていった。

でももちろん完璧になるまではほど遠く、
絶対受かる自信を100とすれば、
3年生・12月の段階では、自分の中では30くらいしかなかった。

俺が第1志望にしている局の総合職採用試験スタートは2月。
このままでは面接が始まるころまでに、
ぜんぜん合格点に達しそうにもない。
どうしようかと考えた結果、
興味のない分野も含めて、
あらゆる採用試験を受けまくることにした。
採用担当の方には大変申し訳ないのだけど、
試験をセミナー遣いしようと考えたのだ。

その日から俺は、
あらゆる面接やOBからの声かけに反応した。
まったく興味のなかったアナウンス職や代理店、
OBからの電話も断っていた、
SEや銀行、エネルギー、自動車、メーカーなど、
1日3~4件掛け持ちして受けるくらい、
予定を入れまくった。

すると急激に何かが変わってきたのだ。
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by drive-2-iko | 2005-10-20 13:04 | 就職活動


社会人7年目。放送局に勤務する日常をつづります。
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