放送局の裏の裏。



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週刊ポストに大注目!!

1/30発売の週刊ポスト42ページに、
とってもおもしろい記事が出ている。
「ビフォーアフターが耐震偽装・アスベストで打ち切りへ」という内容。
ん?どこかで見たような…

1/17にここに載せた内容と、すげーよく似てる!
そういえば、1/23付けでポスト編集部のY氏からメールが来てたな…。

「あなたの記事について聞きたいので至急連絡をください。」

至急連絡したのは本日1/30、記事を読んだ後だった(笑。
どういうご用件ですか?

「私の調べていた内容に詳しいあなたに話を聞きたかったんです。
引用はしておりません(かなり要約)。」

引用したとかしないとか、
そんなことまったく聞いてないのに、そう書いてある。
ケンカする気はないのに、あちらから先制パンチみたいな感じ?
大丈夫、そんなこと思ってませんよ。

そういうことより俺のあの文章は、
聞きこんできた話に自分の考察を加えて書いている。
仕入れたネタだけじゃなくて、
考えたことまで似ているなんて、
自分ってオリジナリティなさすぎーと思ってしまった。

このポストの記事、読んだ方いらっしゃったら、
感想なんぞ教えていただけるとうれしいっす。
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by drive-2-iko | 2006-01-30 20:47 | そのほか

ひさびさマジギレ

堅苦しいことは大嫌いだけど、
最低限のルールを守らないのはもっと嫌いだ。

先日、ある局からうちに番組のライン送りがあった。
ライン送りとは、NTTのや自社の回線を使って、
音声や映像をやりとりすること。
今回はうちがもらうほうなので、
相手方の希望時間に合わせてスケジュールを組んだ。
そしてライン送り前日、一枚のファックスが届いた。

「あとのライン使用予定が立て込んでいるので、
クレジットと1Kは省略します。」

あーりーえーねー!

クレジットとは、
「このテープには○月○日放送の『タイトル』が入っています」
という説明で、
番組を取り違えないようにするためのラベルのようなもの。
クレジットに不備があって、
ほかの番組流しちゃったなんてことになるとエライことだ。

そして1Kとは1キロヘルツの略で、
音の大きさを合わせるためのピーッという基準音。
この音の大きさで放送するボリュームを合わせる。
1Kがないと「この番組めちゃうるさい!」とか
「聞こえない!」ということにもなりかねない。

クレジットと1Kは入っていて当たり前、
社内で番組を受け渡しするときにも入ってないのはありえないくらいの、
食事で言えば皿とお箸みたいなものなのだ。
他社とのやり取り、つまりビジネスの関係で、
自社の都合で入れないなんて考えられない。
それに時間はそっちが指定してきたんでしょ!!

しかもそのことを「なんとかしてくれ」と電話すると、
相手担当者「無理なもんは無理!」、
逆ギレときたもんだ。
あーむーかーつーくー!!

プライベートはおいといて、
仕事上ではとってもマイルド(だと思っている)な俺でも、
さすがにかなり怒りがこみ上げてきた。

その2時間後。
また1枚のFAXが届いた。

「クレジットと1K入れて送ります」

できるなら最初からそうしろ~、
しかも紙切れじゃなくてちゃんと電話して来い~!!

ひっさびさにマジでキレそうになった出来事だった。
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by drive-2-iko | 2006-01-27 15:13 | 日々の仕事

ラジオドラマはいかがでしょう

もう絶滅寸前と思われていたラジオドラマが、
最近元気を取り戻している。

もともと予算が少なくメジャーな俳優を使いにくい上に、
テレビドラマに匹敵するほどの手間と労力、けっこうな費用がかかることから、
ラジオ局として取り組みにくいジャンルであることは確かだ。
そのため、制作費の削減が進むラジオ業界では、
番組表からほとんど姿を消していたのだ。

しかしここにきて50代以上のラジオ世代の支持もあり、
さまざまなところで再びラジオドラマを耳にできるようになってきた。
そして、ラジオドラマの魅力やメッセージを伝えるパワーが、
再認識されてきている。

『日本放送文化大賞』という賞が、
「質の高い番組がより多く、制作・放送されることを促すため」、
民間放送連盟の主導で昨年よりスタートした。
テレビ部門とラジオ部門で1作品づつ選ばれるのだが、
ラジオ部門では南海放送制作の
「~松山ロシア人捕虜収容所外伝~ ソローキンの見た桜」が大賞となった。

この作品は青山淳平氏の「松山ロシア物語」が原作、
ロシア人捕虜と日本人女性のかかわりを描くストーリーに、
松山や日露戦争の歴史検証を交えて描くラジオドラマ。
そのバランスが絶妙で、60分という比較的長い時間にもかかわらず、
思わず聞き入ってしまった。

もうほとんどは終わっているが、
全国の民放ラジオ局で放送されることになっているので、
今後放送される地域の方は聴いてみてほしい。
OAスケジュールはこちら

ほかにも、定番中の定番NHK-FMの「青春アドベンチャー」は、
NHKの豊富な制作費と制作能力を生かして、
魅力的なドラマを作り続けている。

そして最近注目なのが、
QR文化放送でOAしている「流星倶楽部」。
弘兼憲史氏の「黄昏流星群」をラジオドラマ化したもので、
鳥越俊太郎氏がナビゲーター、
これまで佐々木蔵之介や今井雅之、加賀まり子らが出演するなど、
豪華なキャストがウリ。
1週完結で聴きやすいのでたまに聴いているが、
原作の世界観をうまく出していてオモシロイ。

約10年ぶりにラジオドラマを聴くようになったが、
ハマるとなかなかいいものだ。
音しかない分、想像力をかきたてられる。
普通に生活していてはまずない経験だろう。
脳のトレーニングが流行っているが、
疲れた頭に優しいトレーニングになるのがラジオドラマじゃないだろうか。
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by drive-2-iko | 2006-01-26 18:06 | ラジオ

日テレ「喰いタン」がオカシイ

日テレ「喰いタン」がオカシイ。
別にストーリーがオカシイのでも、
東山さんの髪型がオカシイのでもない。
視聴率がオカシイのだ。

なんせ東阪の視聴率が5~6%も違う。
関東の数字が関西の数字の1.5倍弱もあるのだ。
関東・関西で番組の視聴率が違うのはよくあることなんだけど、
15%強の番組でこんな差はあまりない。

いったい理由はなんだろう、
と興味を持って個人視聴率を見てみた。

関東のほうが基本的にどの属性でも少し高めなんだけど、
最大の違いはなんと、子供だった。
1週目、C(4~12歳)層では関東が関西の2.5倍、
T(12~19歳)が4.5倍!
それに引っ張られて、その親世代であるF2も関東が関西の2倍。

2週目になってもその傾向は変わらず、
関東が圧倒的に高い。

ただ2週目は関西の子供も前週の2~3倍に増えていて、
関東との差は縮まっている。
同時に関西のF2も1.5倍程度に増加。
そういえば1週目の「喰いタン」の裏はCGアニメ「バグズ・ライフ」だった。
この番組が関西のC,T層を取っていて、
2週目にそのまま「喰いタン」に流れたようだ。

関西だけで見れば、
関東と同じ傾向でC,T,F2が高い。
おおまかにはその層の熱の入り方の差が、
東阪の数字の違いとなって現れたということになる。

ちなみに、ほかの層は注目するほど高くはない。
小中高生をやたらと惹きつけるこの番組の魅力とはなんなんだろう。
俺はまだ見たことがないので何も言えないが、
小中高生の視聴は偏ることが多いので、
今後さらに数字を上げてくる可能性もある。
結果だけを見るに、ひとまず成功といったところか。
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by drive-2-iko | 2006-01-24 15:51 | ラジオ

CMスキップに関する大きな誤解

最近友人や仕事関係の人から、
「放送局も大変だねぇ~」と言われることが多くなった。
俺たちの苦労を理解してくれてるのか!と一瞬喜ぶんだけど、
次の言葉を聴いてショックを受ける。

「HDDレコーダーでCMを見なくなってるんだって?」

別に、その事実自体がショックなのではない。
これまでのVHSと変わらないし、
俺だって録画したらCMはスキップする。
当たり前のことだ。

何がショックかと言うと、
CMスキップ=CM価値が落ちる、
と考えられていることだ。
HDDが普及して録画で見る人が増えたことで、
CMの視聴時間が落ちて、
視聴率ほどのCM効果がない、
と考えている人が多いのだ。

ハッキリ言おう。
それは完全に間違っている。
前提に誤解があるのだ。

視聴率というのは、
生でその番組を視聴している人の割合だ。
大前提として、録画視聴の割合は含まれていない。
だから、HDDでCMをスキップされようが消去されようが、
CMの価値にはまったく影響はないのだ。

専門的な話で言えば、
スポットCMはGRP(GROSS RATING POINT)で計算されることが多い。
GRPとは視聴率の合計という意味で、
GRP100%の発注を受けたら20%(の時間帯)×5回とか、
10%(の時間帯)×10回というように、
合計100%になるように放送する。
その視聴率には録画は一切関係ない。

もちろん専門家である代理店や局の営業は、
それを知っているから問題はない。
だけど一般の方が上のように思っているということは、
専門家ではないスポンサーも誤解している可能性が高い。
そんな流説で出稿が減ってしまったら…と考えると、
かなりのショックなのだ。

ここで書くことによってどうこうなるとは思わないが、
読んでくださった方だけでも誤解を解いていただければ幸いだ。
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by drive-2-iko | 2006-01-20 14:17 | テレビ

デーゲームが多すぎで、編成に困る

半年とはなんと早いものだろーか。
こないだ改編したばっかりだというのに、
もう次の改編が迫っている。
年明けはゆっくりできると前に書いたけど、
なんだか大きな改編をやるよーで、
会議、会議で結局バタバタさせられている。

しかも今週、レーティング(聴取率調査)の結果も発表されたので、
その分析のお手伝いなんぞもしなきゃいけない。
うっひょー、めんどくせー!!

ほっとする間もなく仕事が山積みだなんて、
良く言えば一瞬の驚異的(笑)集中力で乗り切る、
悪く言えば切羽詰るまでやらない俺には相当手ごわい敵だ。

とか言いながら、今日も会議に出る。
テーマはAMの永遠のパートナーであるプロ野球、
昨年増えて、今年さらに増える「デーゲーム」について。
できる限り野球を追いかける方針の我が局にとって、
これが大問題なのだ。

なんせ、デーゲームがしょっちゅうあったら、
土日の午後帯は普通の番組が編成できない。
デーゲームがある日はそれを中継しつつ、
ない日はなにか別の話題で埋める、
という玉虫色番組にせざるを得ず、
なかなか形が決まった番組を編成しづらいのだ。

それでいーじゃん、と思う方もいるかもしれないが、
AMの魅力は決まりごと、定番の力。
リスナーの多くがいつも決まった時間帯を聞いているので、
毎週この時間にラジオをつけたらやってる、
という安心感が大切だったりする。
嗚呼、偉大なるマンネリパワー。

というわけで、安定した編成ができないのはけっこう問題なのだ。
野球をやれば聞いてくれる人も増えるんだけど、
安心感がないので離れる層もあるというジレンマ。
このあたりにどう折り合いをつけるか、が当面の課題。
たぶんしばらくこれでモメるんだろうな…。
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by drive-2-iko | 2006-01-19 17:34 | 日々の仕事

ビフォーアフター終了の裏に耐震偽装問題

「なんということでしょう」というフレーズが人気となったり、
リフォームブームの先駆けとなった、
テレビ朝日系列(大阪・朝日放送制作)の「劇的!ビフォーアフター」が、
3月いっぱいで終了することになった。

あの手の番組にしては2年以上も継続した人気を保ち、
最近でも安定して10%以上と、
比較的出来のいい番組なのにもかかわらずなぜ?

それには3つの理由がある。

ひとつは、テレ朝の本気。
「ビフォーアフター」の視聴率は平均10~12%。
出来はいいとはいえ、
さすがにスタート当初の15%越えは今後見込めず、
視聴率トップを目指す今のテレビ朝日系の看板としては役不足に映る。
「もっと数字を取れる番組を!」という意識があるのだろう。

ふたつめは耐震強度偽装問題。
この番組が耐震偽装しているということではない。
テレ朝関係者から聴いた話によると、
世間の意識がマンションだけでなく、
一戸建ての耐震問題へと拡大しつつある現状で、
制作の大阪・朝日放送が番組継続は難しいと判断した、とのこと。
以前から耐震性に疑問の声も報じられていたこともあって、
よく言えばそれに配慮しての、
悪く言えば耐えられなくなっての終了決定ということだろう。

最後に、耐震偽装問題にすっかり覆い隠された格好のアスベスト問題。
この番組の性質上、古い民家を再生することが多い。
古い民家には、アスベストが使われていることが多いのだ。
視聴者に直接関係はないが、
アスベストが漂う解体シーンを流したり、
作業する方々を危険にさらすことの問題、
その民家の周囲への影響などを考慮して、ということだ。

1時代とまではいかないが、
ブームの牽引車ともなった番組が終わるのは少々寂しいが、
番組改編とはそういうものだ。
しかも、さらに上を目指すテレ朝系にとって、
そこそこの安住を維持することは意味がないのだろう。
でも、上を見すぎて足をすくわれそうな危うさを抱えてはいるんだけど。

また、テレ朝・朝日放送には、
4月からの金曜21:00の共同制作新ドラマ枠のこともある。
〝攻め〟の姿勢で挑むこの4月改編は、
2006年の視聴率争いの結果を大きく左右することになりそうだ。
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by drive-2-iko | 2006-01-17 15:09 | テレビ

番宣スポットを作った

今日は俺が担当している番組の番宣スポットを作った。
番宣スポットとは、番組宣伝のためのCMのようなもの。
よく「○月○日○時からはこんな番組やってマース」とテレビでも流れているアレ。
いまは早朝や深夜の枠にけっこう空きがあるから作ったら流せるよ、
とCM部に言われたので、
担当番組のスポットを作ることにしたのだ。

まずはコメントを録る。
ラジオのCMは基本20秒(テレビは15秒)なので、
16秒程度の原稿を作った。
汎用性のある内容にすることを軸に、
出演者によるミニコント調。
オチのつけ方に悩んで…結局妥協する。
ラジオは人手がないので、
Dの俺がミキサー卓(ボタンがいっぱい付いた、音を調整する機械)をいじった。

次に編集。
スポット作りはここが正念場。
BGM、SE、コメント2人分で、合計4トラック。
その4つの音を編集用パソコンに取り込み、
それぞれ細かいレベル(音の大きさ)やタイミングの調整をする。

BGMってあるのとないのでは大違いで、
曲を付けた途端、単純なコメントもイキイキと聞こえてくる。
印象としてはモノクロテレビとカラーテレビくらいの違い。
今回は出だしが効果的になるよう、音がドンッと始まるカットインを選択した。

そして最後のツッコミはタイミング勝負なので、
コンマ数秒の微調整を繰り返す。
でも、何度も聞いているとわけわからなくなるんだな。
というわけで、コンビニに行って頭をリフレッシュ。

納得いく形に仕上がったところで、
MDに落とし、納品。
CMバンクへの登録・オンエアデータ割付などの作業を経て、
月曜日からオンエアされる。
これでレーティング(聴取率)が上がったらいいなー。
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by drive-2-iko | 2006-01-13 13:49 | 日々の仕事

青木アナ、ラジオのみ降板

TBS青木アナの話題が世間をにぎわしているが、
局のほうもバタバタしている。

テレビは降板しない一方で、
ラジオの担当番組は降板するのだ。

それは、
お笑いのロザンと一緒にやっている「GAKU-SHOCK」。

皮肉なことに、
リソー教育のグループ会社「日本エデュネット」がスポンサーなのだ。

教育関係にまったくそぐわない『不倫』。
スポンサーが怒って降板を申し入れるのも無理はない。

続投の「はなまるマーケット」は、
主婦層のメイン・F2視聴率は彼女の時間だけ落ちるんじゃないだろうか。
TBSにとって、高くつく騒動になりそうだ。
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by drive-2-iko | 2006-01-11 16:55 | ラジオ

西遊記の視聴率は大きく動く

「西遊記」がフジ歴代4位の初回視聴率を出した。
その数字は29.2%。

ちなみにベスト3は01年「HERO」で33.4%、
97年「Love Generation」で31.3%、
96年「ロングバケーション」30.6%。

オリコンの冬ドラマ期待度ランキングでも1位。
順当ではあるが、なかなかすごい結果ではある。


個人視聴率を見てみると、
C、T、M2、F2(※)が圧倒的に数字を稼いでいる。
世代で言えば、主に10代と40代。

10代以下には、あのアニメのような内容がウケたということだろう。
M2、F2は、
前作が放送された1978年から79年には7~22歳。
今回圧倒的支持を受けたC、T層とまったく重なる。
あのころ「西遊記」にワクワクしていた世代が大人になり、
今回のリメイクを楽しみにしていた、という流れ。

10代以下は今後もある程度高い数字で推移するだろう。
だけど心配なのは、M2、F2。
あのころの鮮烈な印象をそのまま期待している人が多ければ、
今後数字はガタ落ちするだろう。
テーマといい、話の展開といい、あのころは真新しかったものでも、
いまやるには古臭さは否めない。
加えて、違ったテイストを持つキャストを素直に受け入れられるか。

フジの演出にもかかっているが、
過去の偉大な先輩に挑むのはなかなか厳しいんじゃないだろうか。
今後の数字に注目したい。

※視聴率用語
C・・・男女4~12歳
T・・・男女13~19歳
M2・・男性35~49歳
F2・・・女性35~49歳
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by drive-2-iko | 2006-01-10 15:29 | テレビ


社会人7年目。放送局に勤務する日常をつづります。
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