放送局の裏の裏。



放送局は不謹慎です

営業さんが喜んでいる。
臨時収入だ~と顔がほころんでいる。
でもいいの?台風来たらあなた帰れないかもよ。

コマーシャルで、
「台風で切れた電線に近づかないでください」
みたいなものをお聴きになってたとはあるだろうか。
これは公共団体の緊急災害スポットといって、
こういうときにはやらなくちゃいけないらしい。
このスポットCM、放送局にとっては結構な収入になる。
普段は正価では売らない(売れない?)枠も、
緊急出稿時には正価だったりするから、
営業さんはホクホクなのだ。
その笑顔を見て、俺は複雑な気持ちになる。

そんな我々、編成は作業に追われる。
この台風、ちっちゃめだけど勢力はそこそこ強い。
被害も予想されることだし、
今晩は警報の速報や、
電車や電気・ガスなど公共機関の情報などを番組に挟み込んでいく。

生放送はキチンと枠を作って、
録音番組は音楽の間で入れていく。
たまに「この曲好きなのに邪魔しないでよ!」と苦情が来ることもあるんだけど、
下手すりゃ命に関わる情報なんで勘弁して欲しい。

こういう日は基本的に会社泊まりになる。
体力使うし、眠いし、大変なこともあるが、
なんか学生時代の合宿を思い出して、
不謹慎ながらお祭り気分だったりもする。
こんな機会がないと話をしない出演者の方もいたりして、
いいこともあるのだ。
でも、あくまで仕事を楽しくやろうと思ってるだけで、
災害を楽しんでるわけではないので。

いまも続々と新しい情報が入ってきている。
今は降ったり止んだりだけど、
本体が近づくにつれて土砂降りになるそうだから、
台風が通る周辺の方はお気をつけください。
というか、早くご帰宅ください。
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by drive-2-iko | 2005-08-25 14:37 | 日々の仕事
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社会人7年目。放送局に勤務する日常をつづります。