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放送局の裏の裏。



地方局・脅威の給料

今日は下世話な話をしよう。
下のランキングは「2004・年収トップ10」のデータ。
どこぞのページから引っ張ってきたので、
正しいのかどうかはわからないけど。

1位 フジテレビジョン
2位 TBS
3位 日本テレビ放送網
4位 スパークス・アセット・マネジメント投信
5位 朝日放送
6位 テレビ朝日
7位 電通
8位 住友商事
9位 中部日本放送
10位 アール・ケー・ビー毎日放送

なんとトップ10中8つがテレビ局という極端な結果となっている。
ランキングに偏りがあることも考えられるが、
確かに言えることは「テレビ局は基本的に給料が高い」ということだろう。

でも、このランキングに出てくるテレビ局より、
もっと給料の高いテレビ局がたくさんあることをご存知だろうか。

こんなこと知ってるよと言われる方がほとんどだろうけど、
ランキングに出る→情報が公になっている→上場している
ということで、
つまり株式上場しているテレビ局しかランキングに出ない。

となると、上場していないテレビ局はどうなのか。
そこが今回のテーマなんだけど、
実は・・・スゴイのだ。

例えば新潟のあるテレビ局。
このランキングの中に入れると、なんと堂々のトップである。
キー局なんか眼中にないくらいの勢いで給料が高い。
もちろん上場していないから、表には出ていない。

例えば北海道のあるテレビ局。
上記新潟局より少し落ちるが、
このランキングではこちらもトップに入ってくる。
もちろん非上場企業で、もちろんほとんど知られていない。

ポイントは地方の大都市。
地方の大都市には自力のある企業が結構ある上に、
競合メディアが少ない地方では、
ナショナルクライアント(松下とかトヨタとか)は
その地域のテレビ局に出稿する傾向にある。
しかも地方局はネットを受けていればお金が入ってくるため、
自社制作番組が少なく、その分抱える社員が少なくてすむ。
そのため、経営状態は明るく、給料も高くできるのだ。

俺のような一ラジオ局員から見ればウラヤマシイ限りだが、
そんな会社に入る実力もコネもないので何も言えない。
悔しければ入ってみろって言われそうで(笑。
by drive-2-iko | 2005-08-26 17:28 | そのほか
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社会人7年目。放送局に勤務する日常をつづります。

by drive-2-iko
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